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土踏まずのインソールの選び方|高さの合わせ方と基準

土踏まずのインソールの選び方|高さの合わせ方と基準

土踏まずを支えると書かれたインソールは、シダスのクッション3Dのように立体的に成形されたものと、全長が平らに近いフラットタイプが、売り場の同じ棚に並びます。パッケージの写真では、どちらも似た形に見えます。

選び分けを決めるのは、盛り上がりの高さではなく、それを支える土台の硬さです。

ここが合っていないと、土踏まずの頂点だけが当たって歩くほど痛くなります。

つま先の厚み4.0mmという公表値のように、靴の中でどれだけ場所を取るかも履き心地を変えます。

本記事では、土台の硬さで変わる構造の違い・立体成形とフラットとハーフの使い分け・サイズレンジとカットの合わせ方・買い替えのサインを解説します。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

土踏まずのインソールは、盛り上がりの高さより土台の硬さで選び分けます

比べるときに最初に見てほしいのは、アーチを下から受ける土台です。

シダスのクッション3Dは、EVAという発泡樹脂のシェル(土台)にジェルパッドを組み合わせた構成だと公表されています。

シェルがある製品は体重をかけても形が大きく崩れないので、土踏まずに当たる位置が動きにくいです。

一方、ポリウレタンやジェルのクッション材だけで盛り上がりを作った製品は、踏むと沈みます。

当たりはやわらかく感じますが、そのぶん支える力は控えめになります。

ソルボのように、ポリウレタン樹脂に衝撃吸収素材のソルボセインを組み合わせた作りもあります。

硬い土台で形を保つことをねらうか、沈み込みで衝撃を受けることをねらうかで、素材の組み方が変わるわけです。

どちらが優れているという話ではなく、長時間立ち続けるのか、走るのか、革靴で通勤するだけなのかで答えが変わります。

なお、インソールは外反母趾や扁平足、足底筋膜炎といった状態を治す道具ではありません。

書けるのは仕様と、どういう条件の人に向くかまでです。

痛みが続く場合は医療機関に相談してください。

用途ごとにタイプを広く見比べたいときは、目的別のインソールの選び方で解説しています。

支え方で分かれる3タイプ|立体成形・フラット・ハーフ

立体成形タイプ

かかとからアーチにかけて立体的に成形され、土踏まずの位置に盛り上がりが作られたタイプです。

シェルで形が保たれる製品なら、歩行中も支える位置がずれにくいです。

反面、土踏まずの高さが自分の足と合わないと、盛り上がりの頂点が一点で当たります。

買ってすぐ痛いと感じる原因の多くはここにあります。

フラットタイプ

ソルボ公式の分類では、全長にわたって平らに近い形をフラットと呼んでいます。

土踏まずを持ち上げる力はほとんど期待できませんが、靴の中の形を変えないため、革靴やパンプスのように容積に余裕がない靴でも入れやすいです。

土踏まずの支えよりも、底の硬さをやわらげたい人に向きます。

ハーフタイプ

前足部だけ、またはかかとだけを覆う短い形です。

全長タイプと入れ替える必要がないので、元の中敷きを残したまま重ねられます。

ただし、土踏まずの位置をまたいで敷かれるわけではないため、アーチを支える目的には合いません。

前すべりやかかとの衝撃といった、部分的な悩みに絞った道具だと考えてください。

タイプ別に見る、土踏まず用インソールが向いている人と向かない人

タイプ構造向いている人向かない人
立体成形(シェルあり)EVAなどの土台で形を保ち、アーチ部に盛り上がりを作る長時間立つ・歩く・走る場面で、土踏まずの支えを一定に保ちたい人アーチの高さが合わないと一点で当たる。甲が低く、靴の容積に余裕がない人
立体成形(クッション主体)ジェルやポリウレタンで盛り上がりと衝撃吸収を兼ねる硬い土台の当たりが苦手で、やわらかい支え方を試したい人踏むと沈むため、支える力を最優先したい人
フラット全長にわたってほぼ平ら革靴やパンプスに入れたい人、底の硬さだけを緩和したい人土踏まずを持ち上げたい人
ハーフ前足部かかかとのみを覆う元の中敷きを外さずに部分的な対策をしたい人アーチ全体を支えたい人。段差が気になる人

表のうち、土踏まずという目的に真正面から答えるのは立体成形タイプだけです。フラットとハーフは別の悩みのための道具なので、パッケージに「アーチ」と書かれていても、形を見て判断してください。

「盛り上がりが高いほど支えられる」という選び方でつまずきます

試着せずに選ぶと、土踏まずの盛り上がりが大きい製品ほど効きそうに見えます。

ところが、アーチの高さは人によって違い、盛り上がりが自分の足より高ければ土踏まずの一点を押し上げる形になります。

数十分なら我慢できても、一日履くと痛みに変わることがあります。

迷ったら、高さを稼ぐより土台の安定を選ぶほうが失敗が少ないでしょう。

幅の見落としも起きます。

シダスのクッション3Dは4E幅広対応と公表されていますが、すべての製品が幅広の足を想定しているわけではありません。

インソールを入れると足の当たる高さが変わるので、幅が窮屈な靴では側面の圧迫が強く出ます。

指の付け根の当たりを避けたい場合の基準は、外反母趾のインソールの選び方で解説しています。

製品名で決め打ちするのも危ういです。話題になっている製品が自分の靴と足に合うかは別の問題で、たとえばむてきインソールの仕様と向いている人のように、公表されている仕様から判断材料を拾うほうが確実です。

インソールのサイズはレンジ表記で選び、カットできるかを先に確認します

インソールのサイズは、靴下と同じレンジ表記になっているものが多くあります。

シダスのクッション3DはXS(22.0〜23.0)・S(23.5〜24.5)・M(25.0〜26.5)・L(27.0〜28.0)・XL(28.5〜29.5)という刻みで、ザムストのFootcraft STANDARDはS(21.0〜22.5cm)・M(23.0〜24.5cm)・L(25.0〜26.5cm)・LL(27.0〜28.5cm)・3L(29.0〜30.5cm)です。

記号は同じSやMでも、区切る位置がメーカーごとに違います。

他社のサイズ表をそのまま当てはめないでください。

カットの手順は製品の指示に従う

ザムストのFootcraft STANDARDは、シューズに入っているインソールを取り出し、それを本製品の上にかかとを合わせて重ね、つま先をマーキングして、その線に沿って余分をカットし、シューズに入れるという手順を公表しています。かかとを基準に合わせるところがポイントで、つま先側から測ると土踏まずの盛り上がりの位置がずれます。

ただし、すべての製品がカットできるわけではありません。

カット可否は製品ごとの表示で確かめてください。

切って合わせる作業の細かい進め方は、インソールのサイズ調整のやり方で解説しています。

土踏まず部分の厚みは、靴の中の余裕から逆算します

シダスのクッション3Dは、つま先の厚みを4.0mmと公表しています。

この数値は製品ごとに違うので、他の製品にそのまま当てはめられません。

共通して言えるのは、インソールを足すぶんだけ靴の中の容積が減るということです。

甲が当たる、かかとが浅くなる、指先が上に押されるといった変化は、厚みの分だけ確実に起きます。

そのため、全長タイプを入れるときは元の中敷きを外して入れ替えるのが基本です。

重ねて使うと、土踏まずの盛り上がりが想定より高い位置に来て、当たりが強くなります。

逆に、かかとの位置を上げて身長を足す目的の製品は設計の考え方が別で、高さと歩きやすさの兼ね合いを厚底インソールの選び方で解説しています。

手入れの方法と、買い替えを考えるサイン

洗えるかどうかや耐用期間は製品ごとに違うため、表示に従ってください。

丸洗いできない製品でも、外して陰干しし、汚れを拭き取るだけで湿気はかなり抜けます。

靴の中に湿気が残ると皮膚の常在菌が働きやすい環境になり、汗や皮脂、角質を分解するときに生じる物質がにおいの元になります。

汗そのものはほとんど無臭です。

乾かすことは、におい対策としても意味があります。

買い替えを考えるのは、土踏まずの盛り上がりを指で押しても形が戻らなくなったとき、かかとのくぼみが浅くなったとき、表面の素材が剥がれて足裏に引っかかるようになったときです。

EVAのシェルにひび割れが出ている場合も、支える働きは期待しにくくなります。

靴側のにおいまでまとめて見直すなら、足の臭い対策の基本で解説しています。

よくある質問

インソールと中敷きは違うものですか

同じものを指す呼び方です。売り場やメーカーによって表記が変わるだけなので、書き分ける必要はありません。

土踏まずが痛いときは、支えの強いインソールを選べばよいですか

痛みの原因は製品からは判断できません。

支えを強くしたことで当たりがきつくなる場合もあります。

痛みが続くときは自己判断で対処せず、医療機関に相談してください。

左右で土踏まずの高さが違う気がします

左右差があっても、市販品は同じ形の左右セットで売られています。片側だけ当たりが強い場合は、より低い盛り上がりの製品に替えるか、カットできる製品で長さを合わせたうえで様子を見るほうが現実的でしょう。

靴に元から入っている中敷きは外すべきですか

全長タイプを入れるなら外して入れ替えます。

重ねると厚みが二重になり、甲の圧迫や土踏まずの当たりが強くなります。

ハーフタイプは重ねて使う前提の形ですが、段差ができる点は承知しておいてください。

まとめ

土踏まず用のインソールは、盛り上がりの高さで比べるより、それを支えるシェルがあるかどうかで見分けたほうが判断を誤りません。

フラットとハーフは土踏まずを持ち上げる形ではないので、目的が違うと覚えておくと売り場で迷わなくなります。

サイズはメーカーごとにレンジの刻みが違い、厚みのぶんだけ靴の中は狭くなります。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と、サイズレンジ・カット手順の確認点を参考に、自分の靴と足に合う一枚を選んでください。

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