BMZのインソールの選び方|キュボイド理論の要点と種類

インソールの棚には、土踏まずを高く持ち上げた形のものが多く並びます。
BMZのインソールはその作りを取らず、足の外側にある立方骨(りっぽうこつ)を支えることを軸にしていると、メーカーが説明しています。
同社はこの考え方をキュボイドバランス理論と呼び、特許を取得しているとしています。
迷いやすいのは、現行の主力が「キュボイドパワー オールフィット スポーツ」と「キュボイドパワー ミリタリー」の2つで、名前が近いのに想定している靴が違う点です。本記事では、立方骨を支える構造の意味・2タイプの選び分け・サイズとカットの確認方法を解説します。

靴下Lab編集部
靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
BMZのインソールが土踏まずを持ち上げない理由
一般的なアーチサポートは、土踏まずの下に盛り上がりを作って足裏を下から押し上げます。
BMZはこれとは別の位置に着目していて、足の外側の中ほどにある立方骨を支える設計だとしています。
キュボイドは立方骨を指す語で、シリーズ名の「キュボイドパワー」もここから来ています。
メーカーが説明する「安定性と運動性の両立」
BMZは、立方骨を支えることで安定性と運動性を両立させると説明しています。
これはメーカー側の設計思想として公表されているもので、履けば運動能力が上がると言えるものではありません。
読者の側で判断材料になるのは、支える位置が他社の多くと違うという事実です。
土踏まずの盛り上がりが合わずに違和感が出た経験があるなら、支点の違いは選び直しの手がかりになります。
支える位置が違うと履き始めの感覚も変わる
アーチを押し上げるタイプに慣れていると、BMZのインソールは足裏の当たり方が違って感じられることがあります。
合うかどうかは足の形と靴との組み合わせで変わるため、初日から長時間の競技や勤務に投入するのではなく、短い時間から試すほうが安全です。
痛みや強い違和感が続く場合は使用を中止してください。
土踏まずを支えるタイプも含めて目的からタイプを絞りたいときは、インソールの選び方で目的別の見分け方を解説しています。
キュボイドパワーは2タイプ|スポーツとミリタリーの違い
現行で確認できるのは次の2つです。どちらもキュボイドバランス理論に基づくもので、違いは理論そのものではなく、想定している靴と使う場面にあります。
| シリーズ | 想定している用途 | 向いている人 |
|---|---|---|
| キュボイドパワー オールフィット スポーツ | スポーツシューズ・スパイク | 競技やトレーニングで履く靴に入れたい人 |
| キュボイドパワー ミリタリー | 作業・軍用 | 安全靴やワークブーツで一日立つ人 |
名前だけ見るとミリタリーは特殊な用途に見えますが、想定しているのは重い靴を長く履く場面です。
逆に、スパイクのように中が狭い靴へ入れるならスポーツ側が噛み合います。
取扱いのあるモデルは店舗や時期で変わるため、購入前に用途表示を確認してください。
用途から選ぶ|競技用のスパイクか、一日履く作業靴か
スパイクやランニングシューズに入れる
競技用の靴は中の容積に余裕がなく、インソールを足した分だけ甲が窮屈になります。
オールフィット スポーツはスポーツシューズとスパイクを想定した製品なので、まず候補になるのはこちらです。
靴に元から入っているインソールを抜いてから入れ替えるのが前提で、重ねて使う形ではありません。
安全靴・ワークブーツで長時間立つ
立ち仕事で足裏の疲れが気になる場合は、作業用途を想定したミリタリーが対応します。
ただし安全靴は先芯が入っていて内部の形が決まっているため、入れてみて指先が当たるなら無理に使わないでください。
厚みのあるクッション型と比べたい場合は、アシマルのインソールの選び方で仕様と向いている場面を解説しています。
革靴やパンプスに入れたい
BMZの現行2モデルはいずれもスポーツと作業を想定した製品で、ドレスシューズ向けの薄型として公表されているものではありません。靴の形に合わせた専用設計を探すなら、リゲッタのインソールの選び方で形状と対応する靴の種類を解説しています。
BMZのインソールのサイズ表記とカットの確認方法
インソールのサイズは靴下と同じくレンジ表記が基本です。
刻みも記号もメーカーごとに違い、たとえばシダスのクッション3DはXS(22.0〜23.0)からXL(28.5〜29.5)の5段階、ザムストのFootcraft STANDARDはS(21.0〜22.5cm)から3L(29.0〜30.5cm)の5段階を公表しています。
同じ「M」でも指す範囲が違うので、他社のサイズ表をそのまま当てはめないでください。
BMZについても、購入する製品ページのサイズ表を見るのが確実です。
カットして長さを合わせられるかどうかは製品ごとに違います。
カット可の製品でよくある手順として、ザムストは、靴に入っているインソールを取り出して本製品の上にかかとを合わせて重ね、つま先をマーキングし、その線に沿って余分をカットしてから靴に入れる、という流れを公表しています。
BMZの製品がカットできるかどうかは表示に従ってください。
切ってしまうと返品の対象外になることがあります。
インソールを買う前に確認する3点
売り場と商品ページで見るのは、次の3か所です。
靴の中の余裕
元のインソールを抜けるかどうか。抜けない靴に足すと甲が窮屈になります。厚みの公表例としてシダスのクッション3Dはつま先4.0mmとしていますが、値は製品ごとに違うため、BMZの厚みは該当ページで確認してください。
用途表示
スポーツ向けか作業向けか。同じキュボイドパワーでも想定する靴が違います。
サイズのレンジ
自分の足長がどの記号に入るか。境目の足長なら、靴の中で前後に動かないほうを選びます。
もう一点、インソールを入れると靴の中の通気は悪くなりがちです。
足のにおいが気になっているなら、インソールだけで解決しようとせず、靴と靴下の側も含めて見直すほうが早いです。
足の臭い対策の基本で、靴・靴下・足のケアをまとめて解説しています。
洗えるかどうかや交換の目安は製品ごとの表示に従ってください。
よくある質問
BMZのインソールは土踏まずを支えないのですか
メーカーは、土踏まずを持ち上げるのではなく立方骨を支える設計だと説明しています。アーチに何も当たらないという意味ではなく、支点の置き方が一般的なアーチサポートと違うという説明です。
キュボイドパワー オールフィット スポーツとミリタリーはどちらを選べばいいですか
入れる靴で決めてください。スポーツシューズやスパイクならオールフィット スポーツ、作業用途で長く履く靴ならミリタリーが対応します。
BMZのインソールはカットして使えますか
カットの可否は製品ごとに違うため、該当ページの表示を確認してください。すべてのインソールがカットを前提に作られているわけではありません。
外反母趾や足底筋膜炎に効きますか
一般向けのインソールは医療機器とは区分が違い、症状が治ると書けるものではありません。痛みが続く場合は自己判断で対処せず、医療機関に相談してください。
販売が終わったシリーズはありますか
今回確認できた範囲では、終売として公表されているシリーズはありません。取扱いのある店舗やモデルは時期によって変わります。
まとめ
BMZを検討するときに押さえるのは、立方骨を支えるという設計思想と、現行2モデルの用途の違いです。
理論はどちらも共通なので、迷ったら入れる靴がスポーツシューズなのか作業靴なのかで振り分ければ、候補は1つに絞れます。
サイズと厚み、カットの可否だけは他社の数値を当てはめず、買う製品のページで確かめてください。
ぜひ本記事の比較表と「買う前に確認する3点」を参考に、自分の靴に合うモデルを選んでください。


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