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着圧ソックスは寝る時に履いていい?夜用と日中用の違い

着圧ソックスは寝る時に履いていい?夜用と日中用の違い
着圧ソックスを履く女性

夜用の着圧ソックスを日中と同じ感覚で履くと、朝起きたときに足首に深い跡が残ります。

就寝時に使うなら、まず日中用ではなく寝るとき向けに設計された製品を選び、そのうえで足首側から生地をたぐり寄せて履くのが基本です。

日中用は立って動くことを前提に足首を強く締めますが、横になっているあいだは重力のかかり方が変わるため、同じ圧では強すぎます。

mmHg(水銀柱ミリメートル)の数字が大きいほど圧は強く、寝ている時間に必要な強さは日中より控えめです。

本記事では、就寝時の履き方の手順・きつすぎたときに起きること・洗い方で素材ごとに分かれる点を解説します。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

寝る時の着圧ソックスは履く手順で仕上がりが変わります

着圧ソックスは、つま先から一気に引き上げると生地が途中でよじれ、ねじれた部分だけ圧が集中します。手順を分けて履くと、この偏りを避けられます。

履く前に足の状態を整える

入浴後、肌が濡れたままだと生地が張り付いて途中で止まります。

水気を拭き取ってから履いてください。

爪が伸びていると内側の生地を引っかけて糸が飛びます。

かかとの角質がざらついている場合も同じで、生地の内側が毛羽立つ原因になります。

生地をたぐり寄せてから足を入れる

  • 履き口に両手を入れ、かかと部分まで生地を裏返すようにたぐり寄せます。伸ばした状態で足を通すより、移動させる距離が短くなるためです。
  • つま先を入れ、かかとの位置を合わせます。かかとの編みがずれたまま上げると、足首の圧が斜めにかかります。
  • 足首、ふくらはぎの順に、少しずつ生地を戻していきます。指先でつまんで引っ張らず、手のひら全体で押し上げてください。

履き終わったらシワを消す

ふくらはぎの裏側や膝裏に横ジワが残っていないか確かめます。

シワは生地が二重になった部分で、そこだけ圧が上乗せされます。

指の腹でならして平らにしてから寝てください。

着圧ソックスの就寝時の使い方で、いちばん見落とされやすいのがこの最後のひと手間です。

寝る時に強すぎる圧をかけると何が起きるか

日中用を寝るときに流用したり、サイズを小さめに選んだりすると、朝の足首に赤い溝ができます。跡が数十分で消えるなら締め付けの範囲内ですが、昼近くまで残るようなら圧が合っていません。

それ以上に厄介なのは、しびれや冷たさです。

就寝中は無意識なので、指先の感覚が鈍っていても気づかず朝まで履き続けてしまいます。

膝下丈の製品で膝裏に生地がたまり、そこで折れ曲がったまま何時間も過ごすと、局所的な圧迫が続きます。

起きたときに指先が白い、じんじんする、といった変化があれば、その晩の使用はやめて様子を見てください。

持病がある場合や、症状が繰り返す場合は、自己判断で調整せず医療機関に相談してください。

なお、着圧ソックスは脚のむくんだ感じを一時的に軽くする目的の製品で、履いて寝れば脚が細くなるものではありません。

翌朝に脚が軽く感じても、体脂肪が減ったわけではないのです。

何ができて何ができないかはむくみ対策でできること・できないことで解説しています。

就寝時によくある失敗と直し方

朝までに膝下までずり落ちている

寝返りのたびに生地が下がるのは、履き口が緩いか、サイズが大きい可能性があります。

履き口を折り返して固定しようとする人がいますが、二重になった部分の圧が跳ね上がるので避けてください。

サイズ表のふくらはぎ実寸を測り直し、レンジの上限ぎりぎりを選んでいたなら一つ下を検討します。

つま先が痛い・爪が当たる

膝下丈でも、つま先まで生地がある製品は足指の付け根が圧迫されます。

指先が窮屈なら、つま先の開いたオープントゥタイプに替えると当たりが減ります。

指の間の蒸れが気になる場合も、開いている形のほうが逃げ場ができます。

暑くて途中で脱いでしまう

着圧ソックスは伸縮のためにポリウレタンが混ざり、生地が密になりがちです。

夏場は放熱が妨げられて寝苦しくなります。

この場合は無理に朝まで履かず、寝る前の数時間だけにするか、薄手の製品に替えてください。

途中で脱ぐこと自体は問題ありません。

片脚だけ跡が強く残る

左右で脚の太さが違うのはよくあることですが、片方だけ極端に食い込むなら、その脚では履き方がずれています。

かかとの位置とシワを確認してください。

それでも変わらない場合は、着用そのものを見直すほうが安全です。

用意しておくと楽な道具と、代用が利くもの

必須の道具はありません。

ただし、生地が薄くて滑りやすい製品は素手だと引っかかりにくく、爪で穴を開けやすいです。

ゴム引きの作業用手袋があると、生地をつかまずに面で押し上げられます。

園芸用の手袋でも代わりになります。

かがむ姿勢がつらい場合は、靴下を履く補助具を使う方法もあります。

ただし着圧製品は伸びが硬く、道具に通す段階で手間取ることがあるため、伸縮の少ない製品ほど相性を選びます。

仕組みと選び方はソックスエイドの使い方と選び方で解説しています。

洗濯ネットは用意しておいたほうがよいものです。

洗濯機の中でほかの衣類のホックに引っかかると、伸縮糸が切れて圧が抜けます。

ネットは目の細かいものを選び、1枚に1足だけ入れてください。

寝る時の着用時間と、買い替えの目安

就寝中の着用は、基本的に一晩ごとに脱ぐものです。

起きたらいったん外し、日中もむくみが気になるなら日中用に履き替えてください。

夜用をそのまま日中も履き続ける使い方は、圧の設計が合わないうえ、生地を休ませる時間もなくなります。

1日のトータルの着用時間をどう考えるかは着圧ソックスは1日何時間までで解説しています。

買い替えの時期は洗濯回数で決まります。

伸縮を担うポリウレタンは時間と摩擦で劣化し、履き口が広がって指が2本以上すっと入るようになったら、圧はもう設計どおりに出ていません。

履いても跡がまったく残らなくなった、たるみが出た、といった変化も同じサインです。

毎晩使うなら数か月単位で緩んでいくものだと考えて、2〜3足を回して使うと1足あたりの負担が減ります。

素材で分かれる洗い方と乾かし方

着圧ソックスは伸縮糸が命なので、洗い方を間違えると圧そのものが失われます。ここは素材で手順が分かれます。

ナイロン・ポリエステル中心の一般的なタイプ

多くの着圧ソックスはナイロンやポリエステルにポリウレタンを混ぜた作りです。

水温は30度程度までにとどめ、熱いお湯は使わないでください。

ポリウレタンは熱で劣化が早まります。

洗剤は普通の中性洗剤で構いませんが、塩素系漂白剤と柔軟剤は避けます。

漂白剤は繊維を傷め、柔軟剤は生地表面に膜を作って肌当たりを変えることがあります。

脱水は短く、10秒から30秒程度で切り上げてください。

シルクやウールが混ざったタイプ

シルクやメリノウールを使った製品は、洗濯機の回転そのものが縮みや毛羽立ちの原因になります。

おしゃれ着用の中性洗剤を溶かした水に浸け、押し洗いにしてください。

もみ洗いは繊維を絡ませます。

すすいだあとはタオルで挟んで水気を取り、ねじって絞らないことです。

ウールは濡れた状態で引っ張ると伸びたまま戻りません。

干し方は素材を問わず共通

乾燥機は使わないでください。

熱風でポリウレタンが縮み、圧のかかり方が変わります。

直射日光も繊維を弱らせるため、風通しのよい日陰に干します。

物干しに引っ掛けて重みで垂らすと履き口だけ伸びるので、平干しにするか、履き口とつま先を挟んで横向きに吊るす形にしてください。

ウールは形を整えてから平干しにします。

よくある質問

日中用の着圧ソックスをそのまま寝る時に使ってもいいですか

おすすめしません。

日中用は立って動くことを前提に足首側を強く締める設計で、横になっているときには過剰な圧になります。

就寝時は夜用として作られたものを選んでください。

日中用の考え方は仕事中に履くときの注意点で、夜用の目安は着圧ソックスの夜用の選び方で解説しています。

寝る時は膝下丈と太もも丈のどちらがいいですか

寝返りのことを考えると、膝下丈のほうが生地のたまりが少なく扱いやすいです。

太もも丈は面積が広いぶん、寝ているあいだにねじれた場所を自分で直せません。

長い丈を使うなら、履いた直後にシワを完全に消しておいてください。

毎晩履き続けても大丈夫ですか

一晩ごとに脱いで肌を休ませていれば、連日使う人はいます。

ただし跡が長く残る、しびれが出る、皮膚がかゆいといった変化があれば、その時点で使用を止めてください。

持病がある場合や症状が続く場合は医療機関に相談してください。

医療機関で使う弾性ストッキングと同じものですか

違います。

医療機関で扱う弾性ストッキングは目的も設計も別で、圧の管理も専門家の判断のもとで行われます。

市販の着圧ソックスを医療用の代わりに使わないでください。

両者の違いは弾性ストッキングと着圧ソックスの違いで解説しています。

洗濯は毎回必要ですか

必要です。

皮膚の常在菌が汗や皮脂を分解することでにおいの元になる物質が生まれるため、汗を含んだまま放置すると翌朝にはにおいが出ます。

抗菌加工がある製品でも、加工は洗濯で徐々に落ちていきます。

まとめ

寝る時の着圧ソックスは、夜用として作られたものを選び、生地をたぐり寄せてから履き、最後にシワを消します。

この3点を守るだけで、朝の跡やしびれのほとんどは避けられます。

強い圧を長く当てれば効果が上がるわけではなく、跡が昼まで残るようならその製品は合っていません。

洗い方は素材で分かれ、ナイロン中心なら短時間の脱水、シルクやウールなら押し洗いと平干しが基本です。

ぜひ本記事の履き方の手順と素材別の洗い方を参考に、今夜の一足を無理のない形で使ってみてください。

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