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着圧ソックスは寝る時に履いていい?夜用と日中用の違い

寝る時に着圧ソックスを使うなら、手順は3つです。

夜用として設計された製品を選び、入浴後の落ち着いたタイミングで足首からたぐって履き、朝起きたら脱ぐ。

この順番を守るだけで、就寝中の不快感はかなり減ります。

つまずきやすいのは「強いほうが効く」という思い込みです。

日中用の着圧ソックスをそのまま寝る時に使うと、横になった姿勢では圧が過剰になりやすい。

立っている時と寝ている時では、脚にかかる重力の向きが違うからです。

夜用が日中用より弱めに設計されているのは、手抜きではなく別の条件に合わせた結果です。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

寝る時に履く着圧ソックスの基本手順

夜用・就寝用と書かれた製品を用意する

パッケージに「就寝時用」「夜用」と明記されたものを使います。

日中の立ち仕事向けに設計されたものは足首の圧が強めで、寝ている間ずっと履く前提になっていません。

就寝中に使う夜用の選び方と目安もあわせて確認しておくと、手持ちの製品が寝る時向きかどうか判断しやすくなります。

入浴後、脚が落ち着いてから履く

風呂上がりすぐは肌が湿っていて、生地が引っかかります。

無理に引き上げると生地が伸び、圧の設計が崩れる原因になる。

汗が引くまで数分待ってから履くほうが、結果的に早く着用できます。

足首まで先にたぐり寄せてから通す

履き口から一気に引き上げるのではなく、生地を足首の位置までくしゃっとたぐります。

そこにつま先を入れ、かかとを合わせてから、少しずつ上へ伸ばす。

かかとの位置がずれたまま上げると、土踏まずやアーチの部分が本来と違う場所に来ます。

しわを伸ばして左右の高さをそろえる

ふくらはぎのしわは、その一点だけ圧が集中する原因です。

手のひらで下から上へなでて均します。

膝下タイプなら、膝の裏に履き口が食い込まない位置で止めるのが基本。

左右の丈がそろっていないと、片脚だけ締まる感覚が出ます。

朝起きたら脱ぐ

起床後もそのまま履き続けると、日中の姿勢に対して圧が足りない状態で長時間過ごすことになります。

夜用は夜用として使い切る。

日中も使いたいなら、仕事中に履く日中用の選び方で別に用意するほうが理にかなっています。

手順を守らないと起こること

いちばん多いのは、締めすぎによる不快感で夜中に目が覚めるパターンです。

強い圧のまま何時間も横になっていると、足首やふくらはぎの一点に圧が集まり、しめつけ感や違和感として出ます。

睡眠を削ってまで履く意味はありません。

しわを放置した場合も同じことが起きます。

生地が折れ重なった箇所は、設計された圧より高い力がかかる。

翌朝そこに横向きの跡が残っていたら、圧が均等にかかっていなかった証拠です。

爪を立てて引き上げる履き方は、生地の寿命を縮めます。

着圧を出しているのはポリウレタンなどの伸縮糸で、この糸が伸びきったり切れたりすると、その部分の圧は戻りません。

見た目は無事でも、伸縮性が落ちた着圧ソックスは段階圧の設計が崩れています。

そして、痛み・強い痺れ・皮膚の色が変わるといったサインが出たときは、履き方の調整で済ませずすぐ脱いでください。

持病がある場合や脚に症状が出ている場合は、自己判断で使い続けず医療機関に相談を。

一般向けの着圧ソックスと、医療機関で用いられる弾性ストッキングは目的も設計も違います。

弾性ストッキングと着圧ソックスの違いを押さえておくと、自分が使うべきものがどちらか見えてきます。

就寝中に多い着圧ソックスの失敗と対策

サイズが小さく、足首が痛い

サイズ表記は「22-24cm」のようなレンジで書かれますが、着圧製品の場合は足のサイズだけでなく、ふくらはぎや太ももの周囲寸法でサイズを決めるものが多い。

足のサイズだけで選んで足首が痛むなら、周囲寸法を測り直してワンサイズ上を検討します。

同じ表記でもメーカーによって実寸は違います。

朝までに膝下までずり落ちている

逆にサイズが大きすぎるか、履き口のゴムが劣化しています。

ロングタイプやニーハイでずり落ちが続くなら、膝下丈に替えるほうが確実です。

寝返りの多い人は、丈が短いほうが位置ずれの影響を受けにくい。

つま先が窮屈で寝つけない

つま先まで覆うタイプが合わない人は、オープントゥ(つま先が開いた形)を選びます。

指が動かせるぶん、圧迫感が減ります。

足先の冷えが気になるなら、オープントゥの上から薄手の靴下を重ねる方法もあります。

朝起きても脚の感覚が変わらない

期待値の設定が原因かもしれません。

着圧ソックスは一時的に脚が軽く感じられることをねらった製品で、体脂肪が減るわけではありません。

むくみの感じ方が変わる人はいますが、脚が細くなる道具ではない。

むくみ対策でできることとできないことを先に整理しておくほうが、無駄な買い替えを防げます。

毎日履いていたら圧が弱くなった

洗濯と乾燥のやり方で寿命が変わります。

乾燥機の熱はポリウレタンを傷めます。

柔軟剤は繊維をなめらかにする一方で、伸縮糸のはたらきを落とすことがある。

基本は洗濯ネットに入れて弱い水流で洗い、陰干しです。

寝る時に用意しておくと楽な道具

特別な道具は要りません。ただし、あると手順が安定するものがあります。

もの役割代用
メジャー足首・ふくらはぎ周囲を測ってサイズを決めるひもで測って定規に当てる
洗濯ネット洗濯中の引っかかりと伸びを防ぐ目の細かい洗濯袋
薄い手袋(ゴム・綿)爪で生地を傷めずに引き上げられる爪を短く切る
ソックスエイド前屈がつらい人が足先を通しやすくする

腰や股関節を曲げにくい人は、履く動作そのものが負担になります。

その場合は補助具を使うほうが安全です。

ソックスエイドの使い方と選び方で仕組みを確認できます。

ただし着圧製品は生地が硬いため、対応をうたっていない補助具では通しにくいことがあります。

ハンガーは平干し用があれば理想的ですが、なくても構いません。物干しざおに二つ折りでかけるだけでも、履き口を強く引っ張らずに乾かせます。

着圧ソックスを使う頻度の目安

寝る時の着用は、毎晩でも問題ないとしている製品が多い一方、脚の状態を見ながら使う日を決める考え方もあります。

判断の基準は翌朝です。

跡が深く残る、しめつけ感が抜けない、皮膚がかゆいといったことが続くなら、連日使用をやめて間隔を空けます。

1日を通した着用時間も考えておきたいところ。

就寝中に8時間履いて、そのあと日中も別のものを履けば、ほぼ1日中圧をかけ続けることになります。

皮膚を休ませる時間をどこかに作るのが基本です。

1日何時間まで履けるかの考え方で時間配分の目安を確認しておくと、組み合わせを決めやすくなります。

洗い替えは2〜3足あると回しやすい。

着圧製品は毎日洗って乾かす前提になるので、1足だけだと乾く前に次の夜が来ます。

同じ1足を洗わずに続けて履くと、皮膚の常在菌が汗や皮脂を分解して生じるにおいの元がたまりやすくなります。

抗菌加工がある製品でも、加工は菌の増殖を抑えることをねらったもので、洗わなくていい理由にはなりません。

買い替えの目安は、圧の感じ方です。履いたときに「ゆるい」と感じるようになったら、伸縮糸が寿命を迎えています。

素材別のお手入れの手順

綿混のもの

綿は吸湿性がありますが、乾きは速くありません。

厚みのあるものは、部屋干しだと中まで乾くのに時間がかかります。

生乾きのまま履くと不快なうえ、においも出やすい。

風の通る場所に干すか、扇風機を当てて乾燥時間を短縮します。

ナイロン・ポリウレタン主体のもの

着圧ソックスの多くはこの構成です。

乾きは速いので、陰干しで十分。

避けたいのは高温です。

乾燥機、直射日光、暖房の吹き出し口の前は、いずれもポリウレタンを劣化させます。

ウール・メリノウールが入っているもの

保温をねらった冬向けの製品に使われます。

ウールは熱と摩擦で縮むため、洗濯機の通常コースは避けてください。

手洗いか、洗濯機のドライコースを使い、水温は常温。

ねじって絞らず、タオルに挟んで水気を取ってから平らに干します。

シルクが入っているもの

薄手で肌当たりが柔らかい一方、摩擦に弱い。手洗いで押し洗いし、他の衣類と一緒に洗濯機に入れないようにします。

どの素材でも共通するのは、漂白剤を使わないことと、乾燥機を使わないことです。

消臭・抗菌といった機能加工は、洗濯を繰り返すと効果が落ちることがあります。

強い洗剤や高温はその低下を早めます。

よくある質問

日中用を寝る時に使ってもいいですか

おすすめできません。

日中用は立った姿勢を前提に足首を強く締める設計で、横になった状態で長時間履くには圧が強すぎることがあります。

夜は夜用を使うのが基本です。

寝る時に太ももまでのロングタイプは使えますか

就寝用としてロング丈を出している製品もあります。

ただし寝返りで位置がずれやすく、股上や膝の裏に生地が食い込むことがある。

まず膝下丈で慣れてから検討するほうが失敗が少ないです。

夏でも履いて大丈夫ですか

季節を理由に避ける必要はありませんが、蒸れやすくなります。

薄手のものを選び、毎日洗って乾かす体制を作ってください。

かゆみや湿疹が出たら中止します。

妊娠中や持病があるときはどうすればいいですか

使う前に医師に相談してください。

脚の状態によっては、一般向けの着圧製品ではなく別の対応が必要な場合があります。

ここは自己判断の範囲を超えます。

メディキュットのような有名シリーズなら夜も日中も同じものでいいですか

同じブランドでも、就寝用と日中用は別の製品として分かれているのが一般的です。シリーズごとの違いと用途別の選び方で、どの用途向けかを確認してから選んでください。

まとめ

寝る時に着圧ソックスを使う手順は単純です。

夜用を選び、入浴後に足首からたぐって履き、しわを伸ばして、朝脱ぐ。

難しいのは手順ではなく、強い圧を選びたくなる気持ちを抑えることのほうです。

圧は強ければいいものではありません。

横になった姿勢に合わせて設計されたものを、正しい位置で、正しいサイズで履く。

跡が深く残るなら圧が過剰か、しわが寄っています。

痛みや痺れが出たらすぐ脱ぐ。

この一線だけは、どの製品でも共通です。

手入れは洗濯ネット・弱水流・陰干しの3点で足ります。

乾燥機と漂白剤を避け、ゆるくなったら替える。

伸びきった着圧ソックスは、履いていても設計どおりの圧になっていません。

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