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着圧ソックスのmmHgとは?数値の見方と体感の関係を解説

mmHg(水銀柱ミリメートル)は、着圧ソックスが脚をどれくらいの強さで締めるかを表す圧力の単位です。数値が大きいほど圧は強くなります。

間違えやすいのは、その数値がどの部位のものかという点。

多くの製品は足首の圧を代表値として載せています。

足首は最も強く設計される場所です。

そこだけ見て「きつそう」と判断すると、選択肢を必要以上に狭めることになる。

逆に、ある製品の太ももの数値と、別の製品の足首の数値を並べて比べてしまうと、弱い製品を強いと読み違えます。

同じ数字でも、測っている場所が違えば意味は変わります。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

mmHgは着圧ソックスの何を表す単位か

mmHgは圧力の単位で、水銀の柱を1ミリメートル押し上げる力を1mmHgとします。

血圧の表示に使われるのと同じ単位です。

着圧ソックスでは、生地が脚の表面を押す強さを示す値として使われます。

圧力の単位としてhPa(ヘクトパスカル)を併記する製品もあります。

1mmHgはおよそ1.33hPaです。

単位が違えば数字の大きさも変わるため、mmHg表示の製品とhPa表示の製品を、数字だけで直接比べることはできません。

段階圧という設計

着圧ソックスの多くは、足首を最も強くし、ふくらはぎ、太ももへと上にいくほど弱くする設計をとっています。

これを段階圧と呼びます。

均一に締めるのではなく、下から上へ圧を落とす。

そのため商品ページには「足首◯/ふくらはぎ◯」のように複数の数値が並ぶことがあります。

数値が3つあるからといって、圧が3倍強いわけではありません。

着圧で何ができて何ができないのかは、むくみ対策として着圧ソックスにできることの整理も合わせて確認してください。

表示パターンごとの読み取り方

店頭やネットの仕様欄に出てくる表示は、おおむね次の4パターンに分かれます。

表示のしかた意味読むときの注意
足首◯mmHg(1点のみ)最も強い部位の圧を代表値として示している製品同士を比べるときの基準になる。他部位はこれより弱い
足首/ふくらはぎ/太ももの複数表示段階圧の設計内容を部位ごとに示している比較するときは同じ部位の数値どうしで並べる
hPa表示別の圧力単位で示しているmmHgと数字をそのまま比較しない
「弱圧」「ハード」などの言葉メーカー独自の強さ区分他社の同じ言葉とは基準が違う。同一シリーズ内の相対比較として読む

言葉による区分しか書かれていない製品も少なくありません。

その場合は、同じブランドの中で強弱を比べる材料としては使えます。

他社製品との横比較には使えない、と割り切ってください。

自分に合う着圧ソックスのmmHgを決める手順

1.使う時間帯と場面を先に決める

日中の立ち仕事、デスクワーク、長時間の移動、就寝中。

どれで使うかによって選ぶ製品が変わります。

就寝用として販売されているものは日中用と設計が分けられているので、パッケージの用途表記に従うのが基本です。

数値の比較はその後。

2.丈を決める

ハイソックス(膝下)、ニーハイ、タイツ型で、圧がかかる範囲が変わります。

膝下までしか覆わない製品の数値と、太ももまで覆う製品の数値を並べても意味がない。

まず範囲を決めてから、同じ丈のもので数値を比べます。

3.初めてなら弱い側から入る

着圧ソックスに慣れていない場合、同じシリーズの中で弱い側を選んでおくほうが失敗しにくいです。

強い製品は履く動作そのものが難しく、生地を引き上げる途中でシワが寄ります。

シリーズごとの用途の違いが整理されている製品なら、その区分に沿って選ぶのが早い。

4.サイズはcm表記より脚の実寸を優先する

サイズ表記は「22-24cm」のようなレンジが基本ですが、着圧製品では足首周囲やふくらはぎ周囲の目安が併記されていることがあります。

数値が書かれているなら、靴のサイズより実寸を優先してください。

同じmmHgでも、サイズが小さすぎれば実際に脚にかかる圧は表示より強くなります。

同じ数値でも履き心地がずれる理由

mmHgは製品を横並びにするための便利な数字ですが、そのまま体感に対応するわけではありません。理由はいくつかあります。

まず、圧の測定方法や測定位置がメーカーごとに揃っているとは限らないこと。

次に、素材構成の違い。

ポリウレタンの混率や編み方が変われば、同じ数値でも締めつけ方の感触は変わります。

パイル編みで生地が厚い製品と、薄手で密に編んだ製品では、圧のかかり方の印象が別物になる。

体格の影響も大きいです。

表示値は想定された脚の太さに対して設計されているので、ふくらはぎが太めの人が同じサイズを履けば、実際にかかる圧は表示より上がります。

さらに、ポリウレタンは使ううちに劣化します。

買った当初と半年後で締まり方が違うのは、生地側の変化です。

圧を落としにくい洗い方と干し方を守ると、劣化の進み方は変わります。

着圧が強すぎる・弱すぎるときに起きること

強すぎる場合、まず皮膚に深い跡が残ります。

指先の冷え、しびれ、生地の縁の食い込みも出やすい。

膝裏やゴム口の部分だけが強く当たるのも、サイズが合っていないサインです。

こうした症状が出たら着用をやめて、サイズか圧の段階を見直してください。

しびれや痛みが続くときは医療機関に相談を。

きつすぎると感じたときの見直し方に、確認する順序をまとめています。

弱すぎる場合の実害は分かりにくいのですが、こちらもあります。

ずり落ちて足首にたまる、生地がたるんでシワになる。

シワの部分だけ局所的に強い圧がかかり、そこに跡が付く。

段階圧の設計も崩れます。

「圧が足りないから重ね履きする」のは、圧の分布が読めなくなるので避けてください。

履くときのシワの伸ばし方は正しい履き方の手順で確認できます。

かがむ姿勢がつらい人はソックスエイドという補助具もあります。

mmHg表示はどこに書いてあるか

紙パッケージの製品なら、裏面か側面の仕様欄です。

「着圧」「圧力値」「段階着圧」といった見出しの下に、部位ごとの数値と簡単な脚のイラストが載っていることが多い。

イラストの矢印がどの位置を指しているかを見れば、その数値がどの部位のものかが分かります。

ネット通販では、商品説明の下部にある仕様表か、メーカーが用意した商品画像の中にあります。

タイトルに数値が入っている場合、それは足首の値であることがほとんどです。

台紙やタグにしか書かれていない製品もあるので、購入前に確認したいなら商品ページの画像を全部めくるのが確実。

数値表示が見つからない製品は、そもそも数値管理を前面に出していない設計だと考えてください。

その場合は用途表記とシリーズ内の強弱区分で判断します。

医療機関で使われる弾性ストッキングは、目的も適合の考え方も一般向け製品とは別です。

数値だけを見て同じものとして扱わないでください。

両者の違いは弾性ストッキングと着圧ソックスの比較で整理しています。

よくある質問

mmHgの数値が大きいほど効果が高いのですか

そうとは限りません。

数値は強さを表すだけで、良し悪しを表す指標ではないからです。

用途に合わない強い圧を選ぶと、履きにくさや食い込みのほうが先に出ます。

まず用途と丈を決め、その枠の中で段階を選ぶ順序が現実的です。

スポーツ用の着圧ソックスも同じ基準で選べますか

単位は同じmmHgですが、設計の狙いが違います。

運動中の使用を想定した製品は、ふくらはぎのサポートや足裏の構造に重点が置かれていることが多い。

日常のむくみ対策向け製品とは別物として選んでください。

競技別に変わるスポーツソックスの選び方が参考になります。

日中用の製品を寝るときに履いてもいいですか

用途表記に従ってください。

就寝用として売られている製品は、横になった状態での使用を前提に設計されています。

日中用をそのまま就寝時に使うことは、メーカーが想定している使い方ではありません。

パッケージに就寝時の可否が書かれていることが多いので、そこを確認してから使ってください。

まとめ

mmHgは着圧の強さを表す単位で、数値が大きいほど強い。

ただし表示されているのがどの部位の値かを見ないと、比較になりません。

足首の値どうし、同じ丈どうしで並べるのが原則です。

選ぶ順序は、用途、丈、圧の段階、サイズ。

数値から入るのではなく、使う場面から絞っていくほうが外しません。

そして表示値と実際の締まり方は、体格・素材・経年でずれます。

履いてみて跡が深く残る、しびれるといった反応が出たら、数値ではなくサイズから見直してください。

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