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着圧ソックスのmmHgとは?数値の見方と体感の関係を解説

着圧ソックスのmmHgとは?数値の見方と体感の関係を解説
着圧ソックスを履く女性

着圧ソックスのパッケージにある「20mmHg」という表記は、水銀柱ミリメートルという圧力の単位で、数値が大きいほど脚を締める力が強いことを表します。

ただしこの数字は、足首・ふくらはぎ・太ももといった部位ごとに別々の値が示されるのが普通で、パッケージに大きく出ている数値がどこの圧なのかは製品ごとに違います。

同じ「20」でも、足首の値なのか太ももの値なのかで履き心地はまるで変わります。

本記事では、mmHgという単位の読み方・足首とふくらはぎで数値が変わる段階圧の仕組み・自分に合う強さの決め方・きつすぎたときに起きることを解説します。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

mmHgは何を測った数値なのか

mmHgは「ミリメートル水銀柱」と読み、血圧計の数値でも使われる圧力の単位です。

着圧ソックスの場合は、生地が脚の表面を押す力の強さを指します。

数値が大きいほど締め付けが強く、小さいほどゆるいという関係はどのメーカーでも共通しています。

混同しやすいのが、同じパッケージに並ぶ他の数字です。

「22-25cm」は足のサイズを表すレンジ表記で、圧とは無関係です。

ストッキングタイプに書かれる「デニール」は糸の太さを表す単位で、これも圧の強さではありません。

デニールが大きい厚手の製品が必ず高い圧を持つわけではなく、逆に薄手でも足首を強く締める設計の製品はあります。

単位が3種類混在しているため、どの数字を見て選ぶのかを最初に決めておくと迷いません。

もう一点、mmHgの数値は製品の実測値であって、体に対する効果を示す数値ではありません。

数値が高いほど脚が細くなるという関係はなく、着圧ソックスでできることには限りがあります。

何が期待できて何が期待できないのかは着圧ソックスの効果とむくみ対策の範囲で解説しています。

足首からふくらはぎへ、圧が下がる段階圧の設計

着圧ソックスの多くは、脚全体を同じ強さで締めているわけではありません。

足首を最も強く、ふくらはぎ、太ももと上にいくほど弱くする設計になっており、これを段階圧と呼びます。

パッケージに「足首20mmHg/ふくらはぎ15mmHg/太もも10mmHg」のように複数の数値が並ぶのは、この構造を示すためです。

そのため、製品同士を比べるときは同じ部位の数値で比べてください。

A社が足首の値を大きく表示し、B社がふくらはぎの値を載せているとき、表示された数字だけを並べても比較になりません。

パッケージや商品ページに部位ごとの数値が並んでいれば、いちばん大きい値が足首、と読めば大きく外しません。

数値が1つしか書かれていない製品の読み方

「着圧20mmHg」とだけ書かれている製品も少なくありません。

この場合、業界で統一されたルールがあるわけではないものの、最も強い部位すなわち足首の値を示していることが多いです。

判断に迷うときは、商品ページの仕様欄や図解を探してください。

段階圧を採用している製品は、脚のイラストに数値を振った図を載せていることが一般的です。

図が見当たらず数値も1つだけなら、その数値を上限として、実際の締め付けはそれよりゆるいと考えておくと想定を外しにくくなります。

mmHgの強さと、それぞれが向く場面

圧の強さはおおまかに3つのタイプに分かれます。数値の境界はメーカーごとに違うため、下の表は目安として読んでください。

強さのタイプ特徴向く場面
弱め締め付け感が控えめで、長時間履いても跡が残りにくい就寝時、着圧ソックスを初めて使うとき、締め付けが苦手なとき
中程度日中の活動中に締め付けを感じる程度。一般向け製品の主流デスクワーク、立ち仕事、日中の外出
強め履くのに力がいり、脱いだあと跡が残ることがある短時間の使用、長時間の移動後のケア

就寝用と日中用が分かれている理由は、横になっているときと立っているときで脚にかかる負荷が違うからです。

日中用の強い圧を寝ている間に使うと、必要以上に締め付けることになります。

就寝用と書かれた製品は圧を抑えて設計されているので、用途表示に従うのが安全です。

用途別のラインナップがどう分かれているかはメディキュットのシリーズごとの違いで解説しています。

着圧ソックスと弾性ストッキングは同じ数値でも別物

ここで区別しておきたいのが、ドラッグストアで買える一般向けの着圧ソックスと、医療機関で扱われる弾性ストッキングです。

両者はどちらもmmHgで圧を表しますが、目的も設計も違います。

弾性ストッキングは医療上の必要があって使われるもので、圧の設定や着用の可否は医師の判断のもとで決まります。

そのため、一般向けの着圧ソックスを「医療用」と呼んだり、医療の現場で使われる圧の基準をそのまま一般向け製品に当てはめたりするのは適切ではありません。

脚のむくみや痛みが続いている、皮膚に変化があるといった場合は、市販品の数値を見比べる前に医療機関に相談してください。

両者の位置づけの違いは弾性ストッキングと着圧ソックスの違いで解説しています。

mmHgより先にサイズを合わせる理由

自分に合う一足を決める順序は、サイズが先、圧の数値が後です。

理由は単純で、表示されたmmHgはメーカーが想定したサイズで着用したときの値だからです。

ワンサイズ小さいものを履けば、表示より強い圧がかかります。

逆に大きすぎれば圧は分散して、表示どおりには締まりません。

サイズ選びで見る数値

着圧ソックスのサイズ表は、足のサイズだけでなく、ふくらはぎ回りや身長を組み合わせて示していることがよくあります。

膝下丈やハイソックス丈の製品は、ふくらはぎの太さが合わないと圧が想定どおりに分布しません。

メジャーでふくらはぎのいちばん太いところを測っておくと、表と照らし合わせるだけで候補が絞れます。

足のサイズだけで選ぶと、レンジ表記の幅の中でどこに自分が位置するのかが分からないままになります。

圧の数値を決める順序

サイズが決まったら、次は使う時間帯で圧を絞ります。

寝ている間に使うなら就寝用の弱め、日中に長く履くなら中程度から試すのが無難です。

着圧ソックスを使うのが初めてなら、いきなり強めを選ばず、弱めか中程度から始めてください。

締め付けに慣れているかどうかで体感はかなり変わるため、数値だけを見て強いものを選ぶと履き続けられなくなります。

圧が合っていないときに脚に出るサイン

選んだ圧が強すぎる場合、まず現れるのは着用中の違和感です。

ふくらはぎがしびれる、足先が冷たくなる、履き口が食い込んで深い跡が残るといった状態は、その製品の圧が今の自分に合っていない合図と考えてください。

脱いだあとしばらく跡が消えない場合も同じです。

もうひとつ見落とされやすいのが、サイズが大きすぎるときに起きるシワです。

足首やふくらはぎで生地がたるむと、その部分だけ圧が集中して、細い帯状の締め付けになります。

段階圧の設計は生地が均一に密着していることを前提にしているので、シワが寄った状態では想定どおりに働きません。

履くときに生地をたぐり寄せて少しずつ引き上げると、シワが残りにくくなります。

手順は着圧ソックスの履き方とシワを残さないコツで解説しています。

すでに履いていて痛みや強い違和感がある場合の切り分けは、着圧ソックスがきつすぎるときの見直し方で解説しています。しびれや皮膚の色の変化が続くときは、使用をやめて医療機関に相談してください。

mmHgはパッケージのどこに書かれているか

店頭で確認するなら、パッケージの裏面か側面を見てください。

多くの製品は、脚のイラストに部位ごとの数値を振った図を載せています。

表面の大きなキャッチコピーは圧の数値そのものではないことがあるため、裏の仕様欄で数値と部位の対応を確かめるほうが確実です。

通販で買う場合は、商品ページのスペック表に「着圧」「圧力」といった項目があります。

ここに部位ごとの数値が並んでいれば段階圧の製品です。

数値の記載がまったく無い製品も存在しますが、その場合は「ゆるめ」「しっかり」といった言葉での表現になっていることが多く、他社製品と数値で比べることはできません。

同じメーカーの中で強弱を選ぶ、という使い方に留めておくと判断を誤りません。

なお、表示された圧は新品の状態での値です。

ポリウレタンは劣化すると伸縮性が落ちるため、洗濯を重ねた製品は表示より弱くなっていきます。

乾燥機の熱や強い脱水は劣化を早めるので、着圧ソックスの洗濯方法で解説している洗い方に沿って扱うと、想定した圧を長く保ちやすくなります。

よくある質問

mmHgの数値が高いほどむくみに効きますか

数値の高さと効果の大きさは比例しません。

強すぎる圧は着用中の違和感や跡の原因になり、そもそも履き続けられなくなります。

着圧ソックスは、履いている間に脚の見た目や感覚が変わったように感じることはあっても、体脂肪が減ったりむくみそのものが治ったりするものではありません。

むくみが長く続く場合は医療機関に相談してください。

着圧ソックスは一日中履いていてもいいですか

製品ごとに想定している着用時間が違うため、パッケージの表示に従ってください。

日中用と就寝用が分かれている製品を、まとめて24時間使うことは想定されていません。

着用中にしびれや痛み、皮膚の色の変化が出た場合は、時間にかかわらずすぐに脱いでください。

同じ20mmHgと書かれた製品なら履き心地も同じですか

同じにはなりません。

数値がどの部位のものかが違えば体感は変わりますし、素材の混紡率や編み方によっても締め付けの感じ方は変わります。

加えて、サイズが自分に合っているかどうかが体感を大きく左右します。

数値だけで同じ製品と考えず、部位ごとの表示とサイズ表の両方を見てください。

まとめ

mmHgは着圧の強さを表す単位で、数値が大きいほど強く締まります。

ただし多くの製品は足首を最も強くする段階圧の設計なので、比べるときは同じ部位の数値どうしで見ないと意味がありません。

選ぶ順序はサイズが先で、足のサイズに加えてふくらはぎ回りを測っておくと候補が絞れます。

圧の強さは使う時間帯で決め、初めてなら弱めか中程度から試すのが無理のない入り方です。

表示された数値は新品時の値で、洗濯を重ねれば弱くなっていきます。

しびれや跡が続くようなら、その圧は今の自分に合っていません。

ぜひ本記事の強さの目安表とサイズ優先の選び方を参考に、パッケージ裏の部位別表示を確かめてから一足を選んでください。

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