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大きいサイズの着圧ソックスの選び方|サイズが合わないとき

大きいサイズの着圧ソックスの選び方|サイズが合わないとき
着圧ソックスを履く女性

着圧ソックスの売り場では、22-24cmのような足長のレンジ表記と、M・L・LLというサイズ表記が同じパッケージに並んでいます。

普通の靴下ならレンジ表記だけで足りますが、着圧ソックスは足首とふくらはぎにかかる圧で成り立つ製品です。

足の長さが合っていても、ふくらはぎが入らないことがあります。

大きいサイズが用意されているのは、この脚の周囲の寸法に幅を持たせるためです。

逆に言えば、足のサイズが大きい人向けという意味ではありません。

本記事では、大きいサイズの表記が何を指すのか・脚を測ってサイズを決める順序・同じLLでも実寸がずれる理由まで、順に解説します。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

着圧ソックスの大きいサイズは、足の長さではなく脚の太さの表記です

着圧ソックスは脚に圧をかける設計の製品で、圧の強さはmmHg(水銀柱ミリメートル)という単位で表します。

数値が大きいほど強い圧です。

多くの製品は足首をもっとも強く締め、上にいくほど弱くする段階圧という設計を採っています。

この圧の分布は、脚のどこがどれだけ太いかを前提に決まっています。

そのため、サイズ表記が管理しているのは主に足首周囲とふくらはぎ周囲です。

製品によっては身長やヒップまわりも判定に加わります。

大きいサイズ、ゆったりサイズ、ワイドといった名前が付くものは、この周囲寸法の上限を広げたものだと考えてください。

足長が長い人向けにつま先側を伸ばしただけの製品ではありません。

混同しやすいのがデニールです。

デニールは糸の太さを示す数値で、生地の厚みや透け具合の目安になります。

サイズや圧の強さとは別の話なので、デニールが大きいほど締まる、という読み方はしないでください。

mmHgの数値そのものの読み方は着圧ソックスのmmHgの見方で解説しています。

サイズ表記は3タイプ|足長レンジ・M/LL表記・ふくらはぎ周囲

大きいサイズを探すとき、目に入る表記は次の3タイプに分かれます。どれが書かれているかで、確認すべき自分の寸法が変わります。

表記の形何を基準にしているか大きいサイズを探すときの見方
22-24cm などのレンジ表記足の長さこれだけではふくらはぎが入るか判断できません。周囲の表記を別に探します
M・L・LL・3L足首周囲・ふくらはぎ周囲・身長などの組み合わせアルファベットは製品共通の規格ではないため、欄外の実寸を必ず見ます
ふくらはぎ周囲の数値(cm)脚のいちばん太い部分の実寸もっとも直接的な表記で、自分の実寸と照合しやすいタイプです

「ゆったり」「幅広」といった言葉だけが書かれていて数値が添えられていない場合、何がどれだけ広いのかは書かれていません。

履き口のゴムをゆるめただけの製品と、ふくらはぎ全体の設計を変えた製品では、履いたときの当たり方が違います。

数値の裏付けがある表記を優先してください。

測る順序は足首、ふくらはぎ、最後に足長

足首とふくらはぎを測る位置

足首は、くるぶしの少し上でいちばん細くなる位置をメジャーで一周させます。

ふくらはぎは、立った状態でいちばん太い位置です。

座って測ると筋肉の張りが変わるので、どちらも立った姿勢で測ってください。

脚の周囲は時間帯で変わりますから、朝と夕方のどちらかに決めて、同じ条件で測り直せるようにしておくと迷いません。

2つの寸法が両方おさまる表記を選ぶ

サイズ表を見て、足首とふくらはぎの両方が範囲内に入る表記を選びます。

片方が上限ぎりぎりなら、ひとつ上のサイズが候補です。

上限を超えた状態で履くと、設計より強い圧がかかります。

反対に下限を下回るサイズを選ぶと生地が余り、しわの部分だけ圧が偏ります。

足長を見るのは最後です。

周囲が合っていても足長のレンジから外れていると、かかとの立体的な編みが本来の位置に来ません。

かかとがずれた状態で歩くと、その一点に摩擦が集中して生地が薄くなります。

周囲と足長が同時に合う表記がない場合は、つま先の作りが違うタイプを検討する手もあります。

オープントゥの着圧ソックスの選び方では、つま先が出る形の当たり方の違いを解説しています。

同じLLでも上限が違う|メーカーごとに基準の寸法が変わります

LやLLというアルファベットは、業界で統一された規格ではありません。

あるメーカーはふくらはぎ周囲と身長の組み合わせでサイズを分け、別のメーカーは足首周囲と足長で分けています。

その結果、同じLLでもふくらはぎ周囲の上限が数センチ違うことが起こります。

判断の順序は決まっています。

まずサイズ表の見出しや欄外を読み、そのメーカーが何の寸法でサイズを分けているかを確かめます。

次に、自分で測った足首とふくらはぎの数値を当てはめます。

同じブランドの別シリーズでも判定基準が変わることがあるため、シリーズをまたぐ買い替えでは前回の表記をそのまま流用しないでください。

メディキュットのシリーズの違いでは、シリーズごとに用途が分かれる仕組みを解説しています。

もうひとつ押さえておきたいのは、一般向けの着圧ソックスと、医療機関で用いられる弾性ストッキングでは目的も設計も違うという点です。

弾性ストッキングのサイズ選びは脚の状態を見ながら決めるもので、店頭で買える製品の表記と同じ考え方では扱えません。

両者の位置づけは弾性ストッキングと着圧ソックスの違いで解説しています。

サイズが合わないと、履き口が食い込むか圧が抜けます

小さいサイズを無理に履いたとき

履き口が脚に食い込み、脱いだあとに輪状の跡が深く残ります。

跡が残ること自体は圧がかかった証ですが、赤みや痛みが続くようなら締めすぎです。

ふくらはぎの途中で生地が丸まって太いゴムのようになると、その細い帯の部分にだけ圧が集中します。

段階圧の設計は、これで崩れます。

大きすぎるサイズを選んだとき

逆のケースでは、生地が余ってたるみ、ふくらはぎに設計どおりの圧がかかりません。

歩いているうちにずり落ちて、履き直す回数が増えます。

むくみ対策として履いているのに変化を感じないという場合、圧の数値ではなくサイズが原因のこともあります。

着圧ソックスでできることの範囲は着圧ソックスの効果とむくみ対策で解説しています。

なお、着用中に痛み・しびれ・皮膚の色の変化が出た場合は、その場で脱いでください。脚の疾患や持病がある人は、強い着圧の製品を自分の判断で選ばず、気になる場合は医療機関に相談してください。

大きいサイズの実寸は、パッケージ裏と公式のサイズガイドに書かれています

店頭で買うなら、パッケージ裏面のサイズ表を見ます。

ふくらはぎ周囲や足首周囲の数値は、たいていここに小さく印刷されています。

通販では商品ページのサイズ表が該当しますが、掲載されているのが足長レンジだけの場合があります。

そのときはメーカー公式サイトのサイズガイドまで確認してください。

ブランドごとに、シリーズ横断のサイズ表がまとめられていることが多いです。

レビューを参考にするときは、個々の「小さめだった」という声を鵜呑みにせず、同じ指摘が複数あるかという傾向として読むのが安全です。

取扱いサイズは店舗や時期によって変わるため、大きいサイズが店頭に並んでいない場合はメーカーの通販という選択肢もあります。

履き口が硬くて手が届きにくいときは、補助具を使う方法があります。

ソックスエイドの使い方と選び方で解説しています。

よくある質問

足は小さいのにふくらはぎだけ太い場合、どちらを基準にすればいいですか

ふくらはぎ周囲を基準にしてください。

周囲が範囲外だと圧が設計より強くかかり、生地が丸まる原因にもなります。

足長が上のレンジになるぶん、かかとの位置は多少ずれます。

ハイソックス丈で足長のレンジが広い製品や、ふくらはぎ周囲だけで選べる製品を探すと折り合いが付けやすいです。

3LやLLは何が違うのですか

アルファベットや数字の並びは同じメーカー内での大小関係を示すもので、他社の同じ表記と実寸が一致するわけではありません。

3Lと書かれていても、別ブランドのLLより細いことがあります。

比べるのは表記ではなく、サイズ表に書かれたcmの数値です。

大きいサイズがない製品を、伸ばして履いても大丈夫ですか

おすすめできません。

伸ばした状態では足首側の圧が想定より強くなり、上にいくほど弱くする段階圧の関係が崩れます。

ポリウレタンの伸びに頼って履き続けると、生地の劣化も早まります。

周囲寸法が入る製品を選び直してください。

まとめ

着圧ソックスの大きいサイズは、足の長さではなく足首とふくらはぎの周囲寸法を広げた表記です。

選ぶときは立った姿勢で足首とふくらはぎを測り、両方が範囲に入る表記を探して、足長は最後に確認します。

LやLLは規格ではないので、アルファベットではなくサイズ表のcmの数値で照合してください。

ぜひ本記事の3タイプのサイズ表記の見方と、足首・ふくらはぎ・足長という確認の順序を参考に、自分の脚の実寸から一足を絞り込んでください。

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