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医療用と市販の着圧ソックスの違い|mmHgの見方と選び方

「着圧ソックス 医療用」で探しているとき、実際に決めるべきことは2つです。

医療機関で圧とサイズを決めてもらうものが必要なのか、それとも脚の疲れやむくみ感の対策として市販品を選ぶのか。

そして市販品を選ぶ場合、圧の勾配・丈・実寸の3つをどう合わせるか。

この順で見ていくと、売り場で迷う時間はかなり短くなります。

圧の設計は足首を基準に組まれています。

足首を最も強くし、ふくらはぎ、太ももへ向かって弱めていく段階圧が基本の考え方。

つまり、足首まわりの実寸が合っていないと、その勾配そのものが崩れます。

同じ「ひざ下丈」の表記でも、足首の細い人と太い人では実際にかかる圧が変わってしまう。

だから「強さの数値」よりも先に、自分の脚の寸法を測ることが効いてきます。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

「医療用」と市販の着圧ソックスはどこが違うのか

医療機関で使われる弾性ストッキングは、医師が状態を見て圧の強さ・丈・サイズを決めた上で使うものです。

下肢静脈瘤やリンパ浮腫、手術後の管理といった明確な目的があり、装着期間や履き方の指導も伴います。

自己判断で強い圧のものを選んで代わりにするという発想は成立しません。

脚の痛み・変色・持続するむくみがあるなら、まず医療機関に相談してください。

一方、ドラッグストアや通販で並んでいる着圧ソックスの多くは、雑貨として売られています。

立ち仕事や長時間の着席のあとの脚の張り、だるさを軽くすることをねらった製品です。

医療機器としての位置づけを持たない製品を「医療用」と表示することはできません。

商品説明に「医療用と同じ設計」のような表現があっても、それは処方されるものと同一という意味ではない。

両者の線引きは弾性ストッキングと着圧ソックスの違いを整理した記事で詳しく触れています。

着圧ソックスを選ぶときに見る軸

圧の強さと勾配

着圧の強さはmmHg(水銀柱ミリメートル)で表され、数値が大きいほど強くなります。

段階圧の製品は足首が最も強く、上へ向かって弱くなる設計。

一方で、足首とふくらはぎだけを部分的に締める簡易な構造の製品もあります。

数値は製品ごとに違うので、パッケージの表記を確認するしかありません。

ひざ下までのハイソックス、太ももまで、腰までのタイプに大きく分かれます。

丈が長いほど圧をかける範囲は広くなりますが、履く手間と暑さも増える。

日常使いではひざ下丈が扱いやすい範囲に収まります。

サイズの決め方

「22-24cm」のような足のサイズだけで選ぶタイプと、足首周り・ふくらはぎ周りの実寸で選ぶタイプがあります。

段階圧を意図した製品は後者が多い。

メジャーで測る手間を惜しまないほうが失敗しません。

素材と編み

伸縮を出すためにナイロンとポリウレタンが使われるのが一般的です。

ポリウレタンは時間とともに劣化して伸びが戻らなくなります。

綿混の製品は肌当たりが柔らかいものの、乾きは速くない。

夏場に長時間履くならポリエステル寄りの速乾性が高い生地が楽です。

着圧そのものに何ができて何ができないのかは、むくみ対策としての効果の範囲をまとめた記事も合わせて読むと判断しやすくなります。

圧力と丈で分かれる種類

ひざ下(ハイソックス)タイプ

足首からふくらはぎまでを覆う形。

着脱がいちばん簡単で、靴やパンツの下にも収まります。

ふくらはぎの上端が食い込みやすいので、その部分の締まり具合は要確認。

太もも丈・パンストタイプ

脚全体を覆います。

ひざ裏や太もも付け根で生地がずれると、そこだけ圧が集中してしわになる。

トイレのたびに脱ぐ必要があるタイプもあり、日中の使いやすさは人によって評価が分かれます。

つま先あり・つま先なし

つま先が開いているオープントゥは、足先の圧迫感が苦手な人向けです。

指の状態を確認しやすいという利点もある。

逆につま先が閉じている型は足全体の一体感があり、靴の中でずれにくい。

日中用と就寝用

日中は立って動くため、重力に逆らう向きの圧が想定されています。

就寝時は脚がほぼ水平になるので、同じ強さは必要ありません。

就寝用として売られている製品は、日中用より圧を弱めた設計が一般的です。

用途表記の違う製品を混ぜて使わないこと。

タイプ別に向いている人

タイプ構造上の特徴向いている人
ひざ下・段階圧足首を最も強くし、上へ弱める。実寸で選ぶ製品が多い立ち仕事・座り仕事で夕方に脚が張る人。毎日続けたい人
ひざ下・部分圧足首とふくらはぎを部分的に締める簡易構造強い締めつけが苦手で、まず慣れたい人
太もも丈脚全体を覆う。ずれ止めが付く製品もあるひざ上まで含めて覆いたい人。丈の余りを許容できる人
オープントゥつま先が開く足先の圧迫感が苦手な人。指まわりの蒸れが気になる人
就寝用日中用より弱い圧。柔らかい生地が多い寝る前の脚のだるさが気になる人
薄手ストッキング型透け感があり衣類に合わせやすい見た目を優先したい場面がある人

向かない人もはっきりしています。

脚に痛み・熱感・皮膚のただれがある人、糖尿病や動脈の疾患を指摘されている人は、市販品を自己判断で使わないでください。

妊娠中も体の変化が大きいため、専門的な確認が必要です。

マタニティ向けの形と注意点を先に確認しておくと迷いません。

失敗しやすい着圧ソックスの選び方

いちばん多いのが「強いほど効く」という思い込みです。

圧が強すぎると食い込み、跡が残り、履くのが面倒になる。

続けられなければ意味がありません。

初めて選ぶなら、弱めの製品で1日過ごせるかを確かめるほうが確実です。

次に多いのが、商品説明の言葉づかいに引っぱられるケース。

「医療用設計」「医療現場でも使われる技術」といった表現は、医師が処方する製品と同一であることを示すものではありません。

判断材料になるのは、表記されている圧の数値・段階圧かどうか・サイズの決め方の3点だけ。

丈の選び違いも起きます。

太もも丈を選んだものの、ずり落ちが気になって毎日は履けない、という流れ。

まずひざ下から入ったほうが失敗が少ない。

男性の場合はふくらはぎが太くレンジの上限に収まらないことがあり、男性向けサイズと圧力の目安を確認したうえで男女兼用表記の製品を見ると絞りやすくなります。

用途別に整理した市販シリーズの選び方も比較の起点になります。

サイズが合わないと着圧はどうなるか

レンジ表記は目安です。

「22-24cm」と書かれていても、同じ表記でメーカーによって実寸は違います。

靴のサイズと1対1で対応するものでもありません。

段階圧の製品を選ぶなら、足首の一番細い部分とふくらはぎの一番太い部分をメジャーで測ってください。

朝のうちに測るのが基本です。

小さすぎるものを選ぶと、足首だけでなくふくらはぎの上端に圧が集中します。

生地が薄い部分に負荷が集まり、そこだけ強く食い込む。

大きすぎる場合はしわが寄り、勾配が崩れて狙った圧がかかりません。

丈が余ってひざ裏でだぶつくときも同じで、折り返して使うのは避けてください。

折り返した部分は圧が二重になります。

着圧タイプは生地が伸びにくいため、履くこと自体が難しいと感じる人もいます。

腰やひざを深く曲げられない場合は、履くのを助ける道具を併用する手もある。

ソックスエイドの使い方と選び方で構造を確認できます。

洗濯で着圧を落とさないために

着圧を支えているのはポリウレタンです。

この繊維は熱と乾燥機に弱く、高温をかけると縮んだり伸びが戻らなくなったりします。

乾燥機は使わない。

アイロンもかけません。

洗濯は洗濯ネットに入れて弱い水流にし、脱水は短めに。

柔軟剤や漂白剤は繊維を傷める場合があるため、表示に従ってください。

干すときは陰干しで、上端を挟んで吊るすか平干しにします。

強くねじって水を切ると、その部分の編みが崩れます。

抗菌や防臭の加工が付いている製品は、洗濯を繰り返すうちに効果が弱まることがある。

加工の持続回数はメーカーが示している場合にだけ確認できます。

へたりの見きわめは簡単です。

履いたときに足首の締まりが以前より弱い、脱いだあとの跡が付かなくなった、上端がずり落ちる。

このどれかが出たら交換のタイミングです。

毎日履くなら複数枚を回して使ったほうが1枚あたりの寿命は延びます。

よくある質問

市販の着圧ソックスは医療用の代わりになりますか

なりません。

医療機関で使われる弾性ストッキングは、医師が状態に応じて圧とサイズを決めて使うものです。

目的も設計も別です。

症状があって圧迫が必要な場合は、市販品で置き換えずに医療機関で相談してください。

一日中履いたままでも大丈夫ですか

製品の想定使用時間に従ってください。

日中用として売られているものは活動中の着用を前提にしていますが、就寝時までそのまま履き続ける設計ではない製品もあります。

痛み・しびれ・皮膚の色の変化が出たらすぐに脱いでください。

日中用をそのまま寝るときに使えますか

就寝用と書かれていない製品を寝るときに使うのは避けてください。

横になると脚は水平になり、必要な圧の設計が変わります。

就寝時に使いたいなら、その用途で作られた圧の弱い製品を選ぶほうが無理がありません。

サイズがレンジの境目にあるときはどちらを選びますか

足首とふくらはぎの実寸を優先し、締めつけが強くなりすぎない側を選ぶのが無難です。

きつすぎる製品は続けて履けません。

実寸で選べる製品なら、サイズ表の該当欄が2つにまたがったときはメーカーの表記順に従ってください。

男性でも選べますか

男女兼用や男性用として作られた製品があります。

ふくらはぎの太さが女性向けレンジに収まらないことがあるため、実寸の確認が前提です。

仕事中に履くなら見た目も条件になるので、ビジネスでの見た目と圧力の考え方を参考にしてください。

まとめ

「医療用」で探し始めたとしても、選ぶ対象は2つに分かれます。

医師の判断で圧とサイズを決める弾性ストッキングか、脚の張りやだるさの対策として使う市販の着圧ソックスか。

市販品を選ぶなら、圧の数値・段階圧かどうか・実寸の測り方という3点だけ見れば足りる。

強さを競う必要はありません。

丈はひざ下から試し、サイズは朝に測った足首とふくらはぎの実寸で合わせる。

洗濯は高温を避けて陰干しにし、締まりが弱くなったら替える。

この運用ができていれば、選び直しの回数は自然に減っていきます。

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