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靴擦れにワセリンは効く?塗る場所と落とし方の手順

靴擦れにワセリンは効く?塗る場所と落とし方の手順

靴擦れ対策でワセリンを使うなら、塗るのは靴を履く前です。

かかとや小指の付け根のように靴が当たる場所へ、薄く伸ばして油の膜をつくります。

ワセリンは皮膚の表面に油膜を残す保護剤で、足と靴の間の摩擦を減らすことをねらった使い方になります。

ただ、たっぷり塗れば安心という道具ではありません。

量が多いと足が靴の中で滑り、当たる場所がかえって増えます。

すでに皮がむけている場所に塗るのも避けてください。

本記事では、塗る場所と手順・量を間違えたときに起きること・塗り直す間隔・ワセリンが付いた靴下の洗い分けを解説します。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

靴擦れにワセリンを塗る基本の手順

順番はごく単純で、足を乾かす、当たる場所に薄く塗る、すぐ靴下を履く、この3つです。それぞれに理由があります。

足を乾いた状態にしてから塗る

入浴後や汗をかいたあとの湿った皮膚にワセリンを乗せると、油膜が水分の上に浮いてしまい、狙った場所にとどまりません。

濡れた皮膚はふやけて摩擦にも弱くなります。

タオルで指の間まで水気を取り、表面が乾いてから塗ってください。

当たる場所だけに薄く伸ばす

塗る範囲は、これまで赤くなった場所や靴下が擦れて薄くなる場所に限ります。

かかとの上端、くるぶしの下、小指の付け根、親指の関節の外側あたりが多いでしょう。

量は、指先で取って皮膚に伸ばしたときに白く残らない程度です。

てかりが見えるほど乗せていると、それは多すぎます。

塗り終わったらすぐ靴下を履く

素足のまま歩くと、床や靴の中に油が移ります。

塗ったらそのまま靴下を履いて、ワセリンを皮膚と生地の間に閉じ込めてください。

手に残った分はティッシュで拭き取ります。

油が付いた手で靴のかかとをつかむと、内側の素材にシミが出ることがあります。

量を間違えると靴擦れがかえって増えます

塗りすぎでいちばん起きやすいのは、足が靴の中で滑ることです。

摩擦が減るのは接触面の負担を軽くするためですが、減らしすぎると一歩ごとに足が前後へ動きます。

その結果、つま先が靴の先端に当たり、かかとは履き口をこすり続け、もともと痛くなかった場所まで赤くなります。

踏み込んだときに足が前に逃げる感覚があれば、量を半分に落としてください。

靴の側にも影響があります。

革のライニングやスエードに油が染みると輪染みになり、家庭で元に戻すのは難しいです。

ワセリンは水に溶けないので、濡れた布で拭いても広がるだけに終わります。

もうひとつ知っておきたいのが蒸れです。

油膜は皮膚からの水分の逃げ道を狭めるため、汗が足の表面に残りやすくなります。

汗そのものはほとんど無臭ですが、皮膚の常在菌が汗や皮脂、角質を分解するときに出る物質がにおいの元になります。

塗る範囲を足裏全体に広げないのは、この点でも理にかなっています。

においが気になるなら、靴下と靴の側から見直すほうが早く、足の臭い対策の基本で靴下・靴・足のケアをまとめて解説しています。

靴擦れ対策でよくある失敗と直し方

靴下の上からワセリンを塗ってしまう

生地が油を吸ってしまい、皮膚の上には膜がほとんど残りません。

靴下だけが油まみれになり、洗濯の手間が増えるだけです。

靴下は脱いで、素足の皮膚に直接塗ってください。

靴の内側に塗って滑りをよくしようとする

革やスエードはシミになりますし、油が入った部分は硬化したり色が変わったりします。

靴側の当たりを減らしたいなら、かかと用の保護パッドを貼るか、中敷きで足位置を調整する方法が向いています。

かかとが浮いて擦れるタイプの当たりは、インソールで甲の高さを補うと収まることがあり、インソールの選び方で目的別に合うタイプの見分け方を解説しています。

靴擦れができてから塗る

ワセリンは擦れる前に摩擦を下げる使い方が前提で、すでに赤くなった皮膚や水ぶくれを覆う道具ではありません。

皮がむけている、水ぶくれが破れている、じくじくしているといった状態のときは塗らず、患部を覆う絆創膏などで保護してください。

痛みや腫れが強い場合、治りが悪い場合は医療機関に相談してください。

合わない靴をワセリンでしのぎ続ける

同じ靴で同じ場所が毎回擦れるなら、原因は摩擦ではなくサイズや形の不一致です。

ワセリンは痛みの出方を和らげることをねらった補助で、靴が足に合っていない状態を直すものではありません。

足の形と靴の合わせ方は靴擦れしやすい人の特徴で解説しています。

用意するものと、代わりが利くもの

必要なのはワセリン本体と、手を拭くためのティッシュだけです。

薬局で売られているワセリンには白色ワセリンのように精製度の違うものがありますが、皮膚に油膜を残すという働きは共通しています。

肌に合わないと感じたときは使用をやめてください。

あると便利なのが綿棒と小さな容器です。

綿棒なら少量ずつ取れるので塗りすぎを防げますし、指でボトルの中を触らずに済みます。

持ち歩くなら、コンタクトケースのような密閉できる小容器に移すと鞄の中で漏れません。

代用については期待しすぎないでください。

ハンドクリームやリップクリームは水分を含む乳化タイプが多く、塗った直後はなめらかでも油膜として残る量が少ないです。

ベビーオイルのような液状の油は流れてしまい、一点にとどまりません。

摩擦対策としてはテーピングテープや保護パッドのほうが代わりになりますが、こちらは貼った部分しか守れないという違いがあります。

塗り直す間隔と、とくに塗っておきたい日

塗るのは履く直前の一回が基本で、あとは足を触ったときの感触で判断します。

油の感触が消えていたら、汗と生地に移って膜が薄くなったサインです。

一日中歩き回る予定なら、昼食などで靴を脱げるタイミングに一度足し、そのとき汗も拭いておくと余分な油が残りません。

時間で機械的に区切れないのは、汗の量・靴下の素材・気温で減り方が変わるためです。厚手の綿の靴下は油を吸いやすく、薄手のストッキングでは皮膚に残りやすいといった差もあります。

とくに塗っておきたいのは、新しい靴を初めて履く日、いつもより長く歩く日、そして雨の日です。

雨で足が濡れると皮膚がふやけて摩擦に弱くなるので、出かける前の一手として効果的な場面です。

逆に、履き慣れて一度も擦れたことのない靴に毎日塗る必要はありません。

ワセリンが付いた靴下の洗い方は素材で分かれます

ワセリンは水に溶けない油なので、普通に洗濯機へ入れただけでは落ちきらず、繰り返すと生地が黒ずんできます。前処理が要る点は共通ですが、その後の水温と洗剤、干し方は素材で変わります。

綿・化繊の靴下

油が付いた部分に食器用の中性洗剤か固形石けんを少量なじませ、指で軽くもんでからぬるま湯で予洗いします。

油は温度が上がるとゆるむので、熱すぎない程度のお湯を使うと落ちやすいです。

そのあとは通常の洗濯洗剤で洗って構いません。

乾かすときは形を整えて風通しのよい場所に干します。

直射日光に長く当てると、ゴム口のゴムが早く硬くなります。

ウール・シルクの靴下

こちらは温度と揉む動きが敵になります。

ウールは熱と摩擦で繊維が絡んで縮み、元の大きさには戻りません。

シルクはアルカリ性の強い洗剤で風合いが落ちます。

おしゃれ着用の中性洗剤を溶かした常温の水に浸け、押し洗いで油分を浮かせてください。

予洗いでも石けんをもみ込まず、洗剤液の中で優しく押すだけにします。

脱水は短時間にとどめ、タオルで水気を吸わせてから平らな場所に置いて陰干しします。

乾燥機と漂白剤は避けてください。

落ちにくい油染みが残るときは、無理に熱や漂白で攻めず、クリーニング店に相談するほうが安全です。

なお、靴の内側に油が移ってしまった場合は洗濯とは別の対処になります。靴の中を乾かしてにおいの発生を抑える手順は靴の消臭の方法で解説しています。

よくある質問

ワセリンを塗れば靴擦れは防げますか

摩擦を減らすことをねらった使い方なので、擦れによる痛みの出方が軽くなる人はいます。

ただし靴のサイズや形が合っていない、かかとが浮いて足が動くといった原因があるときは、それ自体を解消するものではありません。

同じ場所が繰り返し痛むなら靴側の見直しが先です。

水ぶくれができた場所に塗ってもよいですか

塗らないでください。

皮膚が破れている場所や傷になっている場所は、覆って保護するのが目的の手当てになります。

痛みや赤みが広がる、熱を持つ、なかなか治らないといった場合は医療機関に相談してください。

ストッキングやタイツでも使えますか

皮膚に薄く塗ってから履く手順は同じです。

生地が薄いぶん油が表側までにじむことがあり、靴の内側に移りやすくなります。

量はさらに控えめにして、履く前に手の油を完全に拭き取ってください。

テーピングや保護パッドとどちらを使えばよいですか

当たる場所がはっきり一点に決まっているなら、パッドやテープで物理的に覆うほうが確実です。

指の間や広い範囲がぼんやり擦れる、テープを貼ると端がめくれて痛い、といった場面ではワセリンのほうが扱いやすいでしょう。

両方を場所ごとに使い分けても問題ありません。

まとめ

ワセリンは、乾いた皮膚の当たる場所にだけ薄く塗り、すぐ靴下を履くのが基本です。

多く塗れば足が滑って当たる箇所が増え、靴の内側にもシミが出ます。

塗り直しは時間ではなく油の感触で判断し、皮膚が破れている場所には使わないでください。

靴下に付いた油は、綿と化繊なら中性洗剤とぬるま湯で予洗い、ウールとシルクなら常温の水で押し洗いと覚えておくと迷いません。

ぜひ本記事の手順と素材別の洗い分けを参考に、明日履く靴で試してみてください。

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