SHARE:

プラスチックの靴べらの選び方|割れにくい厚みの目安

プラスチックの靴べらの選び方|割れにくい厚みの目安

靴べらの商品ページに「材質:ABS樹脂」と書かれていたら、それがプラスチックの靴べらです。

プラスチックは樹脂をまとめて指す呼び方で、仕様欄ではABS樹脂やEVAといった個別の名前で書かれることもあります。

一方、長さの表記はcmで共通です。

コロンブスの公式オンラインショップで公表されている靴べら30モデルを集計すると、約7.7cmの携帯用から約70cmのロングまで幅があります。

材質欄だけを見て選ぶと、玄関で立ったまま使うつもりだったのに、腰を落とさないと届かない長さが届くことがあります。本記事では、材質表記の読み方・長さの区分と選ぶ順番・樹脂特有の割れやかかとの傷みまで、順に解説します。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

「プラスチックの靴べら」は素材の表記で、中身はABS樹脂などの樹脂

靴べらの材質表記には、真鍮・本革・アルミ・スチールのように具体的な素材名が並びます。

このうち樹脂でできたものが、売り場で「プラスチック製」と呼ばれているものです。

プラスチックという語は総称なので、製品側ではABS樹脂のような個別の樹脂名で書かれている場合があります。

表記が違っても、樹脂を成形して作られたヘラであるという点は同じです。

樹脂は靴べら本体だけでなく、周辺の部品にも使われます。

コロンブスのスタンド付きロング靴べらは長さ65cmで、ヘラ部分はアルミ製ですが、スタンドは幅×奥行×高さ80×80×660mmのキューブ型で材質はABS樹脂とスチール、床に接する面はEVAです。

EVAは弾力のある樹脂で、床に置く部分のクッション材として使われています。

「プラスチック」と書かれていても、それが本体なのか台座なのかで意味が変わりますから、材質欄はどの部位の話かまで読んでください。

金属との違いもここで押さえておくと選びやすくなります。

真鍮は携帯用の小型モデルに使われる素材で、金属なので割れませんが、そのぶん重さが出ます。

樹脂は金属より軽く仕上がる代わりに、無理な角度で力をかけたときに折れたり欠けたりする可能性があります。

靴べらの長さはcm表記で、履くときの姿勢がそのまま決まる

長さの表記に規格はなく、各社が実寸をcmで書いているだけです。

ただ実際の製品を並べると、長さごとに使い方がはっきり分かれます。

次の区分は、コロンブス公式オンラインショップの靴べら30モデルの公表寸法から作ったもので、業界共通の定義ではありません。

プラスチック製のモデルの寸法として公表されている値でもないため、目安として読んでください。

長さの目安履くときの姿勢向いている人
約7.7〜15.5cmかがむか、腰を落として履く鞄や鍵束に入れて持ち歩く人
約18〜44cm腰をかがめる程度で履ける玄関に置きたいが収納場所が狭い人
約49.5〜70cm立ったまま履ける毎日同じ玄関で靴を履き替える人

折りたたみは「使用時」と「収納時」で長さが2つ書かれる

携帯用には折りたたみ式もあり、この場合は長さが2つ公表されます。

コロンブスのメタルシューホーンCは使用時が約14.7cm、収納時が約8.8cmです。

商品ページで片方の数字だけを見ると、鞄に入る大きさなのか、履くときに指が靴に届く長さなのかのどちらかを読み落とします。

折りたたみを検討するなら、2つの数字が両方書かれているかを確認してください。

プラスチックを選ぶかどうかは、置き場所と持ち歩くかで決まる

材質から先に決めると迷います。先に決めるのは、どこで履くかです。

玄関に固定して毎日使う場合

立ったまま履ける長さ、つまり約49.5〜70cmの範囲から選ぶと、腰をかがめる動作がなくなります。

この長さになるとヘラが長い棒になるため、床に立てるか壁に掛けるかという収納方法まで一緒に決めることになります。

スタンド付きのモデルは台座の設置面積が必要で、先に挙げたキューブ型のスタンドは80×80mmの床面を占めます。

玄関の三和土(たたき)に置ける余地があるかを測ってから選んでください。

鞄に入れて持ち歩く場合

携帯用の長さになるほど、履くときは必ずかがむことになります。

それでも樹脂製が候補に上がるのは、金属より軽く、内ポケットに入れたときの重さが気になりにくいからです。

折りたたみ式なら収納時の長さがさらに短くなります。

かかとを踏まずに履く動作そのものに不安があるなら、道具より先に履き方を見直すほうが早いこともあります。

かかとの位置を合わせる手順は靴べらの使い方で解説しています。

同じ「プラスチック」表記でも、製品ごとに硬さと作りが違う

材質欄が「プラスチック」の一語で終わっている製品と、「ABS樹脂」と書いてある製品では、読み取れる情報量が違います。

樹脂には硬いもの、弾力のあるもの、薄く成形できるものがあり、それぞれ曲がり方が変わります。

EVAのようにクッション材として使われる樹脂と、台座の骨格に使われるABS樹脂を、同じ「プラスチック」でひとくくりにはできません。

さらに、厚みや重さを公表していない製品も多くあります。

写真では板の反りや縁の処理まで分かりませんから、同じ長さ・同じ「プラスチック」表記の2本が、実際には別の使用感になることがあります。

判断材料が材質欄しかないときは、長さと形状(フック型の持ち手か、自立するか、穴が空いていて吊れるか)で絞るほうが確実です。

旅先や来客用として複数本そろえたい場合も、この考え方で足ります。贈り物として選ぶ場合は名入れができるかどうかが絡んでくるため、靴べらのプレゼントの選び方で名入れの可否まで解説しています。

長さが合わないと、かかとの内側が先に傷む

短い靴べらを玄関で使うと、体は自然と前にかがみ、ヘラを差し込む角度が立ってきます。

角度が立つとヘラの先端がかかとの内側を点で押すことになり、そこだけ革や裏地が擦れます。

長さの合わない靴べらは、靴べら自体が壊れる前に靴の内側を削るわけです。

樹脂製の場合は、力のかかり方によってヘラが折れたり縁が欠けたりすることもあります。

欠けた縁がそのまま靴の内側に当たると、傷が深くなります。

使っていて曲がりが戻らなくなったり、縁が白く筋になってきたら交換を検討してください。

なお、靴べらを使わずに済む靴もあります。

かかとの芯が硬く履き口が広い作りなら、指でかかとを保持するだけで足が入ります。

この見分け方は靴べらのいらない靴で解説しています。

手元に何もないときの応急の代わりについては、靴を傷めない条件が限られるため靴べらの代用になるものを確認してから試してください。

材質と長さは、商品ページの仕様欄で確認する

確認する場所は決まっています。

通販の商品ページなら「材質」「サイズ」「本体サイズ」と書かれた仕様欄、店頭ならパッケージ裏面の表示です。

ここに書いてあるcmの値が、立ったまま履けるかどうかを決めます。

仕様欄を読むときは3点だけ見てください。

長さがcmで書かれているか、折りたたみなら使用時と収納時の両方が書かれているか、材質がどの部位の材質なのか。

この3つが揃っていれば、届いてから「思っていた長さと違う」となる余地はほとんど残りません。

スタンド付きを選ぶときは、これに台座の幅と奥行きを足します。

取扱いは店舗や時期によって変わるため、欲しい長さのモデルが常に並んでいるとは限りません。

よくある質問

プラスチックの靴べらは金属製より弱いのですか

素材の性質としては、金属は割れず、樹脂は無理な力がかかると折れたり欠けたりする可能性があります。

ただし強度は厚みや形状でも変わり、厚みを公表していない製品が多いため、材質名だけで優劣は判断できません。

長さに合った姿勢で使えば、樹脂でも過度な力はかかりません。

「ABS樹脂」と書かれているのはプラスチックとは違うものですか

同じものです。

ABS樹脂は樹脂の一種で、プラスチックはその総称にあたります。

コロンブスのスタンド付きロング靴べらでは、スタンドの材質としてABS樹脂とスチールが公表されています。

表記が細かい製品のほうが、どの部位に何が使われているかが分かります。

立ったまま履ける長さは何cmからですか

コロンブス公式で公表されている30モデルを見ると、立ったまま履ける用途のものは約49.5〜70cmの範囲に入ります。

これは1社の製品群から取った数字なので、他社製品にそのまま当てはまる基準ではありません。

身長や玄関の広さでも変わるため、迷うなら長いほうを選ぶと姿勢の負担が減ります。

かかとが上がりにくい場合は、ソックスエイドのように靴下側を補助する道具も選択肢に入ります。

まとめ

プラスチックの靴べらを選ぶとき、材質欄の「プラスチック」や「ABS樹脂」という語から分かるのは、樹脂でできているという事実までです。

実際の使い勝手を決めるのは長さで、立ったまま履くなら約49.5〜70cm、持ち歩くなら携帯用の短い範囲、折りたたみなら使用時と収納時の両方を確認します。

材質がどの部位のものかまで読めば、本体と台座を混同することもありません。

ぜひ本記事の長さの区分表と、仕様欄で見る3つの確認点を参考に、自分の玄関と履き方に合う一本を選んでください。

あなたへのおすすめ