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靴べらの代用になるもの|靴を傷めない条件と注意点

靴べらの代用になるもの|靴を傷めない条件と注意点

コロンブスの携帯用シューホーンは約7.7〜15.5cmで、腰を落としてかがんで履く長さです。

手元にこれくらいの長さがあり、かかとの内側に沿う幅を持ち、角が立っていないものがあれば、靴べらの代用になります。

クリアファイルを切った一枚や、柄の広い金属スプーンの背が条件に近いです。

逆に、ボールペンや鍵の先で押し込むと力が一点に集まり、履き口の縫い目やかかとの芯を痛めます。

指を差し込んで押すのも同じで、かかとの形が崩れる原因になります。

本記事では、代用品の差し込み方・かかとを傷めると靴のどこが壊れるか・革靴と布靴での注意の違いを解説します。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

靴べらの代用は、かかとの内側に面を当てることから

靴べらがやっているのは、足のかかとと靴の履き口の間に、滑る面を一枚差し込むことです。

足のかかとは丸く張り出しているので、そのまま押し込むと履き口の縁に引っかかります。

間に滑る面があれば、かかとはその面の上を滑って靴の中に落ちます。

代用品を選ぶときも、この「面」を作れるかどうかで判断してください。

代用品に必要な条件

条件理由
かかとの内側に沿う幅がある幅が無いと力が点に集まり、履き口や芯を痛めます
角やエッジが立っていない革には跡が残り、布は繊維が引っかかってほつれます
表面が滑る摩擦が大きいと、かかとが面の上を滑らず止まります
押しても折れない硬さがある途中で曲がると、その折れ目が靴の内側に食い込みます

差し込み方と足の入れ方

  • 靴ひもやベルトを緩めます。履き口が広がるほど、かかとが引っかかる角度が浅くなります。
  • 代用品を、履き口の後ろ側からかかとの内壁に沿わせて差し込みます。垂直に立てるのではなく、内壁のカーブに寝かせるように当ててください。
  • つま先を先に入れ、体重を前に移してから、かかとを代用品の面に押し当てます。上から踏み下ろすのではなく、面に沿って滑らせる動きです。
  • かかとが収まったら、代用品をねじらずにまっすぐ引き抜きます。ひねって抜くと、角が内壁を削ります。

短いものを使うときは、立ったままではまず入りません。腰を落とすか、椅子に座って足を前に出してください。

代用品でかかとを押し込むと、靴のどこが壊れるか

いちばん傷みやすいのは、かかとの内側に入っている月形芯(つきがたしん)です。

かかとの形を保つための硬い芯で、ここが折れたり潰れたりすると、履き口が内側に倒れてきます。

そうなると歩くたびに足が靴の中で前後に動き、つま先が当たるようになります。

芯は交換が前提の部品ではないため、傷めた時点で靴の寿命が近づきます。

次に多いのが履き口の縫い目です。

ボールペンや鍵のような細いものを差し込むと、押した力が縫い糸の一点にかかり、そこから糸が切れていきます。

革靴なら履き口の縁に光った跡やへこみが残り、スニーカーなら裏地が破れて中の芯材が出てくることもあります。

かかとを踏んで履く癖も、原因としては同じです。

芯を後ろから押し倒しているので、数回で形が変わります。

靴べらが無い場面で手っ取り早いのは指を入れる方法ですが、指は幅が狭く、しかも爪の側が当たります。

裏地を破る形としては、細い棒を使うのと大差ありません。

靴べらの代用でよくある失敗と、その場での直し方

かかとが引っかかって入らない

代用品を履き口に対して垂直に立てていることが多いです。

面が内壁から浮いていると、かかとは面ではなく縁に当たります。

差し込む角度を寝かせて、内壁との間に隙間を作らないようにしてください。

それでも入らない場合は、ひもをもう一段緩めます。

抜くときに引っかかって動かない

足の重さが代用品の上に乗っている状態です。

無理に引くと内壁を削るので、いったんかかとを軽く浮かせてから、まっすぐ引き抜いてください。

ねじって抜こうとすると、角が一点に当たって跡が残ります。

薄い樹脂が折れ曲がる

クリアファイルや下敷きを切ったものは、1枚だと押した瞬間にたわみます。

たわんだ折れ目は角と同じで、内壁に食い込みます。

二つ折りにして厚みを出すか、もっと硬いものに替えてください。

靴の中が汚れる

屋外で使った傘の柄や、食卓のスプーンをそのまま入れると、砂や油分が靴の中に残ります。

靴の内側は汗を吸って湿っているので、汚れが残ると菌が増えやすい環境になります。

使う前に乾いた布で拭いてください。

においが気になりだしたら、靴の消臭の手順で、乾かし方と消臭剤の使い分けを解説しています。

靴べらの代用に向くもの、使わないほうがいいもの

使うもの向き・不向き
クリアファイル・下敷きを細長く切ったもの幅と滑りは十分です。角を丸く落とし、二つ折りで厚みを出すと使えます
金属スプーンの背カーブが近く滑ります。柄が短いので、かがんで履く場面向きです
幅広で柄が丸いヘアブラシ柄が長く、面も取れます。毛の側が靴に触れないように向きを確認してください
角の丸い革やプラスチックのカードケース面はありますが硬さが足りない製品もあり、たわむようなら使わないでください
ボールペン・鍵・フォーク・細いドライバー力が点に集まります。縫い目や裏地が破れるので使わないでください
指・爪幅が狭く、爪が当たります。芯と裏地の両方を痛めます

手近なものを探す基準は、スプーンの背を思い浮かべると分かりやすいです。

あの程度の幅とカーブ、それにたわまない硬さがあれば足ります。

長さは短くてもかまいません。

かがむ手間を受け入れられるかどうかの違いです。

革靴と布靴で、気をつける点が変わります

革靴は月形芯が硬く、履き口の縁も厚く仕上げてあります。

構造としては丈夫ですが、革の表面は角が当たった跡が残ります。

一度ついた線状の跡やへこみは、クリームを塗っても消えません。

革靴に使うなら、角を落とした樹脂か、金属でも丸みのあるものを選んでください。

差し込む位置が浅いと、縁の上を滑らせる形になって縁だけが擦れます。

スニーカーや布靴は逆で、履き口が柔らかいぶん力の逃げ場がありません。

押した力がそのまま裏地に伝わり、繊維が引っかかってほつれます。

布は樹脂ほど滑らないので、かかとが途中で止まりやすいという難しさもあります。

ひもを大きく緩めて、かかとが入る隙間そのものを広げるほうが確実です。

ブーツのように筒が長い靴では、短い代用品では手が届きません。

かかとまで面を差し込めないので、ふくらはぎの高さから届く長さが必要になります。

ここは代用で粘るより、長いものを用意したほうが靴を傷めません。

そもそも履き口の構造で手を使わずに履ける靴もあり、靴べらのいらない靴の見分け方で、かかとの芯と履き口の作りから判断する方法を解説しています。

代用で済ますか、靴べらを一本買うかの目安

代用は、出先や旅先といった一度きりの場面でしのぐ手段です。

毎日同じ靴を履くなら、玄関に一本置いたほうが靴の傷みは減ります。

判断の分かれ目は、履く回数と、かがめるかどうかの2点だけです。

長さは用途で決まります。

コロンブスの公表寸法で見ると、持ち歩き用は約7.7〜15.5cmで、かがむか腰を落として履く前提です。

玄関で腰をかがめる程度なら約18〜44cmの手持ちタイプ、立ったまま履きたいなら約49.5〜70cmのロングタイプが該当します。

折りたたみ式には使用時約14.7cmから収納時約8.8cmになるモデルもあり、鞄に入れて持ち歩く前提ならこの形が収まります。

スタンド付きの製品では、長さ65cmでヘラがアルミ製、スタンドが幅×奥行×高さ80×80×660mmのキューブ型というものもあります。

素材は、真鍮のような金属なら割れませんが重さが出ます。

革を巻いたものは手に当たりが柔らかく、玄関に出しておいても目立ちません。

選び分けの細かいところは靴べらのブランドの比較で、実用品と高級品の違いを解説しています。

人に贈る前提で探しているなら、靴べらのプレゼントの選び方で名入れの可否まで解説しています。

よくある質問

靴べらの代わりに指を入れるのは、そんなに悪いのでしょうか

指は幅が狭く、爪の側が靴の裏地に当たります。

押した力が狭い範囲に集まるため、裏地の破れやかかとの芯の変形につながります。

どうしても手だけで履くなら、押し込むのではなく、ひもを大きく緩めて隙間を作ってください。

ビニール袋をかかとにかぶせて履く方法は使えますか

袋の表面は滑るので、かかとが入りやすくなります。

ただし袋が靴の中に残ったまま歩くと、足裏が滑って危険です。

かかとが収まったら必ず引き抜いてください。

破れた袋の切れ端が中に残らないようにも確かめてください。

靴下の種類で履きやすさは変わりますか

表面が滑る化繊の靴下は、かかとが引っかかりにくくなります。

パイル編みのような厚手のものは、かかとのかさが増えるぶん履き口に当たりやすいです。

かがむのがつらくて履きにくい場合は、ソックスエイドの使い方で、かがまずに靴下を履く道具について解説しています。

代用品を靴の中に入れっぱなしにしてもいいですか

おすすめしません。

靴の中は汗で湿っており、物が入っていると乾きにくくなります。

汗そのものはほとんど無臭ですが、皮膚の常在菌が汗や皮脂を分解するときに出る物質がにおいの元になるため、湿ったままの状態を長く続けないほうがよいです。

使ったら取り出して、靴は風の通る場所で乾かしてください。

かかとを踏んで履くのは代用になりますか

代用にはなりません。

かかとの芯を後ろから押し倒す動作なので、数回で履き口の形が変わります。

形が崩れた靴は歩行中に足が前後へ動き、つま先や爪に当たります。

足に痛みや変形が出ている場合は、自己流の対処を続けず医療機関に相談してください。

まとめ

靴べらの代用で守るべきことは一つで、かかとの内側に「滑る面」を当てることです。

スプーンの背やクリアファイルのように、幅があって角が立っておらず、押してもたわまないものを選べば足ります。

ボールペンや鍵、指のように力が点に集まるものは、かかとの芯と履き口の縫い目を痛めるので避けてください。

革靴では角の跡が残り、布靴では裏地がほつれるという違いもあります。

毎日同じ靴を履くなら、代用を続けるより一本用意したほうが靴は長持ちします。

ぜひ本記事の代用品の条件表と長さの目安を参考に、自分の靴と履き方に合う方法を選んでください。

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