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ジム・筋トレ用ソックスの選び方|グリップと丈の目安を解説

ジムで履くソックスを選ぶとき、効いてくる軸は多くありません。

滑らないか、汗を抱えたままにならないか、靴の中でずれないか。

この3つで大半が決まります。

素材と編みの厚み、そして丈の選び方がそこに直結します。

意外に見落とされるのが、種目によって足にかかる力の向きが違うことです。

トレッドミルで走るなら前後方向の摩擦が繰り返し起きます。

スクワットやデッドリフトなら、足裏全体を床に押しつける安定性が問題になる。

同じ「ジム用」でも、求められる構造は逆方向を向くことがあります。

だから1足で全部をカバーしようとすると、どこかで不満が出ます。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ジム用ソックスを選ぶときに見る軸

まず素材です。

綿は吸湿性がありますが、乾きは速くありません。

汗を含んだまま摩擦が続くと、皮膚がやわらかくなって擦れに弱くなります。

ポリエステルは乾きが速く、スポーツ用に多く使われます。

摩擦の強い部分にはナイロンが補強として入ることがあります。

伸縮を出すためにポリウレタンが少量混ぜられているのも一般的です。

次に編みと厚み。

パイル編みは糸をループ状にして編んだもので、クッション性と吸汗性が上がります。

ただし厚くなる。

トレーニングシューズが元々タイトなら、厚手のパイルを入れた時点で窮屈になります。

逆にリブ編み(畝のある編み方)は伸縮しやすく、ずり落ちにくい方向に効きます。

三つ目が丈です。

シューズの履き口と干渉しない高さかどうか。

ローカットのシューズでフットカバーを合わせると、かかとの上が直接シューズに当たります。

着圧や滑り止めといった加工は、必要な場面がはっきりしている人だけが選べば十分です。

全員に必要な軸ではありません。

丈そのものの違いを整理したい場合はアンクル・クルー・ハイの丈の違いもあわせて確認してください。

ジムソックスの種類と構造上の違い

薄手のポリエステル系

乾きの速さを優先したタイプ。

シューズの中の余裕を潰しにくく、フィット重視の人に向きます。

クッションはほぼ期待できません。

着地の衝撃はシューズ側のミッドソールに任せる前提です。

足裏パイルのクッションタイプ

足裏側だけをパイル編みにして、甲側は薄く編んだ構造の製品があります。

厚みが必要な場所に絞ってあるため、全面厚手ほど窮屈になりません。

トレッドミルでの長時間の走行や、飛び跳ねる動きが多い種目と相性がいい。

5本指タイプ

指が5本すべて分かれる形で、指同士が直接触れません。

指の間に布が入るので、汗が指の間にたまりにくくなります。

ただし履くのに手間がかかり、指の長さに合わないと先が余ってもたつく。

親指とそれ以外の2つに分かれる足袋型とは別物です。

詳しい向き不向きは5本指ソックスの効果とデメリットで整理しています。

滑り止め付き

足裏側に樹脂などを付けたタイプ。

シューズを脱いで行うヨガ・ピラティス系のスタジオプログラムで使われます。

シューズを履く筋トレでは、内側で滑り止めが引っかかって逆に違和感が出ることがあります。

滑り止めの付き方で選ぶ考え方は用途が近い人向けです。

着圧タイプ

脚に圧をかける設計で、強さはmmHg(水銀柱ミリメートル)で表します。

数値が大きいほど強い。

足首を最も強くし、上にいくほど弱くする段階圧の設計が一般的です。

運動中に履くものと、終わったあとに履くものでは狙いが違います。

運動中と回復時の使い分けを先に決めてから選ぶほうが無駄がありません。

タイプ別に向いている人

タイプ構造の特徴向いている人向かない人
薄手ポリエステル系乾きが速い。厚みが出ないシューズがタイトめ。汗をかきやすい足裏のクッションが欲しい人
足裏パイル足裏だけ厚く、甲は薄いランニングマシン中心。ジャンプ系種目が多いシューズの中に余裕がない人
5本指指が5本すべて分かれる指の間の汗が気になる。指を開いて踏みたい着脱の手間を避けたい人
滑り止め付き足裏に樹脂などを配置裸足で行うスタジオプログラム併用シューズを履く種目だけの人
着圧タイプ段階的に圧をかける設計運動後に脚の張りが気になる強い締めつけが苦手な人
厚手クルー(綿主体)吸湿性が高く、丈もあるすね当たりを避けたい。冬場の移動込み汗が多く、乾きの速さを重視する人

複数のタイプを1足に詰め込んだ製品もあります。

ただし機能を足すほど厚みや締めつけが増える方向に働きます。

自分の種目構成を見て、優先順位の低い機能は落としたほうが履き心地は良くなります。

ジムソックスで失敗しやすい選び方

ふだん履きのビジネス用を流用する

薄手で伸縮の弱い靴下は、横方向の動きでずれます。

かかとの位置がずれると、かかとの上や足裏に集中して摩擦がかかる。

トレーニング中に靴下を直すために動きを止めることになります。

厚手を選んでシューズが窮屈になる

クッションを求めて厚手にしたところ、シューズの中の余裕が消える。

指先が押されて、かえって不快になります。

シューズを買ったときの靴下の厚みを基準にすると外しにくい。

フットカバーで済ませる

極浅の丈は、シューズの履き口がくるぶし周りに直接当たります。

ハイカットのトレーニングシューズなら、なおさら当たる位置が上がる。

見た目を優先してここを削ると、擦れが出やすくなります。

抗菌・防臭・消臭を同じものと考える

抗菌は菌の増殖を抑えること、防臭はにおいの発生を抑えること、消臭はすでに発生したにおいを減らすことを、それぞれねらった加工です。

目的が違います。

足のにおいは汗そのものではなく、皮膚の常在菌が汗や皮脂・角質を分解するときに生じる物質が元になります。

加工があってもにおいが完全になくなるわけではありません。

洗い替えを用意しない

週に何回ジムへ行くかで必要な足数は変わります。

汗を含んだまま長時間放置すると生地の劣化も進む。

持ち足数の考え方は洗い替えの足数の目安が参考になります。

サイズと丈の合わせ方

ソックスのサイズは「22-24cm」のようなレンジ表記が一般的です。

靴のサイズと1対1では対応しません。

同じ表記でもメーカーによって実寸が違います。

レンジの上端に近い人と下端に近い人で、履いたときのテンションはまったく別になる。

大きすぎると、かかとのカーブが本来の位置より下にきます。

すると足裏で生地が余り、動くたびによじれる。

小さすぎれば指先が押されて爪に当たり、生地も引っ張られて薄くなりやすい。

特に5本指は指の長さとの相性が出やすく、レンジ内でも余りやもたつきが起きます。

丈はシューズの履き口を基準にします。

ローカットならくるぶしが隠れる程度のアンクル丈以上が無難です。

ハイカットや、すねに当たるタイプのシューズならクルー丈(ふくらはぎの下あたり)。

レッグプレスやスクワットでバーやパッドがすねに当たる種目があるなら、丈を長めに取ると擦れを避けやすくなります。

マシンのフットプレートに直接すねが当たる場面も同じです。競技別の丈の考え方は競技別に変わる丈と機能の整理にまとめてあります。

洗濯でへたらせないための扱い

ポリウレタンは伸縮を出すために少量混ぜられていますが、劣化するとゴムがゆるみます。

高温の乾燥機や、長時間の直射日光は劣化を早める方向に働きます。

基本は陰干しです。

裏返して洗うと、足裏側の汚れが落ちやすくなります。

汗を含んだまま洗濯機に入れずに放置するのは避けたい。

洗濯ネットに入れれば、伸びや引っかかりを減らせます。

抗菌・防臭・消臭といった加工は、洗濯を繰り返すうちに効果が落ちることがあります。

永続するものではありません。

加工の持続回数を表示している製品もありますが、表示がない場合は「徐々に弱くなるもの」と考えて、へたりが出た段階で入れ替えるほうが現実的です。

パイル編みのクッションも、繰り返し圧がかかるとループが潰れて薄くなります。

足裏の厚みが感じられなくなったら交換のタイミング。

柔軟剤を多く使うと吸水性が落ちる場合があるので、汗を扱うソックスでは控えめにしておくと扱いやすくなります。

よくある質問

ジムでは5本指のほうがいいですか

種目と好みによります。

指の間の汗が気になる人、足指を開いて床を踏みたい人には合いやすい形です。

一方で着脱に手間がかかり、指の長さに合わないと先が余ります。

全員に有利というものではありません。

綿100%は向きませんか

吸湿性はあります。

ただし乾きが速くないため、汗が多い人や長時間のセッションでは湿ったままになりやすい。

乾きを重視するならポリエステルを含むタイプ、肌当たりを重視するなら綿主体という整理でかまいません。

着圧タイプは運動中に履いてもいいですか

運動中の使用を想定した製品と、運動後の着用を想定した製品があります。

強さの設計が違うため、製品の想定用途を確認してください。

締めつけが強く感じるときは無理に使わないほうがいいです。

効果の範囲については着圧でできること・できないことを先に把握しておくと判断しやすくなります。

滑り止め付きをシューズの中で履くのは問題ですか

製品次第です。

樹脂がインソールに引っかかって違和感が出ることがあります。

裸足のスタジオプログラムと筋トレを両方やるなら、2足を使い分けるほうが素直です。

ジム用と普通のスポーツソックスは違うものですか

明確な区分はありません。

ジムでの動きに合う仕様を選んだ結果、ランニング向けやチームスポーツ向けの製品が候補に入ることもあります。

競技用ソックスの丈と厚みの考え方のように、他競技向けの設計が参考になる場面もあります。

まとめ

ジム用ソックスは、乾きの速さ・足裏のクッション・丈の3点で絞ると迷いにくくなります。

トレッドミル中心なら足裏パイル、シューズがタイトなら薄手ポリエステル系、すねが当たる種目があるならクルー丈。

この対応を先に決めてから、抗菌などの加工を見ればいい。

サイズはレンジ表記で、メーカーによって実寸が違います。

レンジのどこに自分がいるかで履き心地が変わる点は覚えておいてください。

そして加工の効果は洗濯で落ちます。

へたりが出たら替える、という前提で足数をそろえるほうが、高機能な1足を長く使うより快適に保ちやすくなります。

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