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ストッキング素材のフットカバー|蒸れと伝線の対策

ストッキング素材のフットカバー|蒸れと伝線の対策
着圧ソックスを履く女性

パンプス売り場のフットカバーには、22-24cmのようなレンジ表記と、デニールという糸の太さの表記が同じ台紙に並んでいます。

この2つは別のものを表していて、cmは足の長さ、デニールは糸の太さの単位です。

数値が大きいほど糸は太く、生地は不透明になります。

透けにくさを基準に選んだのに履いて数歩で脱げる、という買い方になるのは、サイズ側の表記を読み飛ばしているからです。フットカバーは丈が浅いぶん、かかとの余り方がそのまま脱げやすさに出ます。

本記事では、ストッキングタイプのフットカバーに書かれた表記の意味・足長の実測からサイズを決める手順・同じ表記でも実寸がずれる理由まで、まとめて解説します。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

フットカバーとストッキングは、丈の呼び名と素材の呼び名が重なった言葉です

フットカバーは、靴を履くと外から見えない極浅の丈を指す言葉です。

丈のことだけを言っているので、素材が綿でもナイロンでも、浅ければフットカバーと呼ばれます。

一方のストッキングは、ナイロンとポリウレタンを主体にした薄手で伸縮する生地の呼び方です。

「フットカバー ストッキング」で探している人が見ているのは、この2つが重なった製品、つまり浅い丈でストッキング生地のものになります。

生地の性格は素材から読めます。

ナイロンは摩擦に強いため、かかとやつま先が擦れる場所に向きます。

ポリウレタンは伸縮を出すために少量混ぜられる繊維で、年数が経つと弾力が落ちて履き口がゆるみます。

買ったときは吸い付いていたのに、半年で脱げるようになったという変化は、サイズではなくこの劣化が関わっていることがあります。

カバーソックス・パンプスインという呼び方との関係

同じ浅い丈が、カバーソックス、パンプスイン、浅履きソックスなど複数の名前で売られています。

丈の呼び方の境界はメーカーごとにずれていて、どこまでが「フットカバー」でどこからが「くるぶし丈」なのかを決めた共通の数値はありません。

商品名だけでは深さが判断できないため、後述する甲側の開き具合の表記を合わせて見てください。

サンダルに合わせる前提なら、必要な浅さの基準が変わります。

サンダル用フットカバーの選び方では、見えない浅さの考え方を解説しています。

ストッキングタイプの表記の読み方|cm・デニール・浅さ

台紙に並ぶ表記は、役割がはっきり分かれています。混ぜて読まないことが、そのまま失敗を減らします。

表記意味読むときの注意
22-24cm足の長さ(足長)のレンジ靴のサイズと1対1で対応しません。実測値で判断します
S・M・L足長レンジに対応させた記号記号だけでは幅が分からないため、裏面のcm換算を確認します
◯◯デニール糸の太さを表す単位。数値が大きいほど糸が太い厚みと透け方の目安で、サイズや圧とは無関係です
浅履き・超浅履き甲側をどこまで開けているかの目安数値規格ではなく、メーカー内での相対表現です
滑り止め付きかかとや履き口の内側に樹脂などを付けたもの抗菌・防臭といった加工とは別の話です

着圧製品で使われるmmHgは、このタイプの表記には基本的に登場しません。

mmHgは脚にかける圧の強さを示す単位で、デニールとは測っているものが違います。

デニールの数字が大きいから締め付けが強い、という読み方は成り立ちません。

足長の実測から、フットカバーのサイズを決める手順

紙の上で足長を測り、レンジの中央に入るものを選ぶ

紙を床に置いて体重をかけて立ち、かかとの後ろからいちばん長い指の先までをcmで測ります。

親指がいちばん長いとは限らないので、人差し指のほうが長い人はそちらを基準にしてください。

左右で差があれば長い側に合わせます。

そのうえで、22-24cmのようなレンジの中央付近に自分の実測値が来るものを選びます。

レンジの下端ぎりぎりだと生地が余り、上端ぎりぎりだとかかとが引っ張られます。

靴の甲の開きで、必要な浅さが決まります

サイズが決まったら、次は深さです。

甲が大きく開いたパンプスなら超浅履きの表記があるものを、甲を覆う面積が多い靴なら浅履きで足ります。

浅くするほど生地が足に掛かる面積が減るため、脱げにくさは履き口のゴムと滑り止めに頼る設計になります。

革靴やローファーのように甲が閉じている靴に合わせるなら、浅さよりかかとの保持を優先してかまいません。

革靴で見えない靴下の選び方では、外から見えない条件と深さの関係を解説しています。

同じ表記のフットカバーでも実寸がずれる理由

レンジ表記は、2cm前後の幅をひとまとめにした呼び方です。

同じ22-24cmの製品でも、22cmの人に合わせて編んだものと24cmの人に合わせたものでは、編み上がりの寸法が違います。

加えて、履き口のゴムの強さ、かかとの立ち上がりの角度、生地の伸び率がメーカーごとに違うため、表記が同じでも足に乗った感触は揃いません。

そのため、判断の順序を決めておくほうが早く済みます。

まず自分の足長を測り、次に実寸(平置きの長さ)が書かれている製品があればそちらを優先します。

実寸表記がなければ、以前に合ったブランドの中でサイズを比べます。

ブランドをまたいで「Mだったから今回もM」と決めると、ずれが出やすい場面です。

ブランドごとの作りの傾向はグンゼのフットカバーの種類と選び方靴下のブランドの選び方で解説しています。

サイズが合わないフットカバーで起きること

小さすぎるときにまず出るのは、履き口の食い込みです。

ゴムが甲やくるぶしの手前に細く当たり、脱いだあとに跡が残ります。

かかと側も上に引っ張られるため、歩いているうちに端がめくれて抜けます。

つま先の縫い代が指の腹に当たって気になる場合も、レンジの上端で履いていることが多いです。

大きすぎるときは、かかとの位置が本来当たるべき場所からずれます。

余った生地が靴の中で動き、指の付け根あたりにしわが寄ります。

しわの山は靴の内側と擦れ続けるので、その一点だけ生地が薄くなって穴になります。

滑り止めが付いた製品でも、かかとの位置がずれていれば樹脂が肌に触れず、期待した効きにはなりません。

なお、跡が長時間消えない、脚の重さが続くといった変化が気になる場合は、靴下の選び方で対処しようとせず、医療機関に相談してください。

表記はパッケージと商品ページのどこに書かれているか

店頭で買うなら、台紙の表面ではなく裏面か側面を見ます。

家庭用品品質表示法にもとづく品質表示があり、サイズ、繊維の組成、洗濯の取り扱いがまとまっています。

ナイロンとポリウレタンの比率、つま先やかかとに補強が入っているかどうかも、ここで確認できます。

滑り止めの位置は文章では省かれることが多いため、台紙の透明窓から現物の裏側を見るほうが確実です。

通販の場合は、商品ページの仕様表にサイズのcmレンジと組成が書かれています。

レビューに「脱げた」と書かれていても、それがどの靴で起きたのかまで書かれていないことがほとんどです。

靴の種類と足長が自分と近い書き込みだけを参考にしてください。

薄手のストッキングタイプは他の靴下と絡まりやすく、引き出しの中で行方不明になりがちなので、買ったあとの管理も含めて考えるなら靴下収納のアイデアで仕分けの方法を解説しています。

よくある質問

フットカバーとストッキングは何が違うのですか

フットカバーは丈の呼び名で、ストッキングは薄手の伸縮生地の呼び名です。

比べる軸が違うため、どちらか一方を選ぶという関係ではありません。

ストッキング生地で作られた浅い丈のものが、両方に当てはまる製品になります。

サイズ表記のレンジの端でも履けますか

履けますが、端に近いほど不都合が出ます。

下端側なら生地が余ってかかとの位置がずれ、上端側なら履き口が食い込みやすくなります。

実測値がレンジの端に来る場合は、別のレンジ区分がある製品や、実寸が書かれている製品を探すほうが無難です。

脱げにくいのはどういう作りですか

かかとの立ち上がりが深く、内側の滑り止めがかかとの当たる位置に入っているものです。

ただし、どれだけ作りが良くてもサイズが合っていなければ位置がずれます。

滑り止めの有無より先に、足長とレンジの関係を確認してください。

まとめ

ストッキングタイプのフットカバーで迷ったとき、見る順序は決まっています。

足長を実測してレンジの中央に入るものを絞り、そのあとで靴の甲の開きに合わせて浅さを決め、最後にデニールで透け方と厚みを選びます。

デニールから入ると、サイズが後回しになって脱げる買い方になります。

同じ表記でも実寸が揃わないのは、レンジ表記が幅を持っているうえに、履き口のゴムや編みの伸びがメーカーごとに違うためです。

ブランドをまたぐときは記号のサイズを信用せず、cmの換算表に戻ってください。

ぜひ本記事の表記の一覧と実測からサイズを決める手順を参考に、次の一足を選んでみてください。

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