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靴下のたたみ方|ゴムを傷めない方法と収納のコツを解説

靴下のたたみ方でいちばん失敗が少ないのは、2枚を重ねて三つ折りにし、はみ出したゴム口を折り返さずに立てて並べる方法です。片方の履き口をもう片方にかぶせる「玉結び」型は場所を取らずに済みますが、ゴムが伸びる原因になります。

やり方が違うと、傷む場所も変わります。

ゴム口を引っぱるたたみ方はポリウレタンに負担がかかり、履いたときのずり落ちにつながる。

逆に折り目を固定しすぎると、その線に沿って生地がへたります。

素材によって耐えられる負荷も違うので、ウールと綿を同じ手つきで扱うと差が出ます。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

基本となる靴下のたたみ方

まず前提として、たたむ前に左右をそろえます。

柄・かかとの位置・つま先の補強の色で判別できることが多い。

ここで組を作っておかないと、引き出しの中で片方だけ余ります。

2枚を重ねる

左右をぴったり重ね、つま先とかかとの位置を合わせます。ずれたまま折ると片方だけ折り目が浅くなり、引き出しの中でばらけます。

三つ折りにする

つま先側を内側に折り、次に履き口側を上からかぶせるように折ります。

これで全体が正方形に近い形になる。

折る回数を増やすほど厚みは出ますが、折り目の本数も増えるので3回以内で止めるのが無難です。

ゴム口を折り返さない

ゴム口の部分は折り目の中に巻き込まず、外側に来るようにします。

ゴム編みは伸縮のために編み目が詰まっており、折り目を付けると戻りにくい。

ここが緩むと履いたときに下がります。

立てて並べる

折り目のある側を下、開いた側を上にして引き出しに立てます。

上から見て柄が見えるので、探すときに崩さずに済みます。

仕切りやボックスを使うと倒れません。

引き出しの中で迷子にしない並べ方は引き出しを使った靴下収納の考え方でも整理しています。

間違ったたたみ方で起こること

実害は主に3つに出ます。

ひとつはゴム口の伸び。

片方の履き口を裏返してもう片方をくるむ方法は、ゴム編みを常に引っぱった状態で保管することになります。

ポリウレタンは伸ばしたまま長時間置くと戻りが悪くなる性質があり、これが積み重なると履き口がだぼつく。

洗濯や乾燥で受けるダメージに、保管中の負荷が上乗せされる形です。

次に折り目のへたり。

同じ位置で毎回きつく折ると、その線だけ生地が薄くなります。

特にパイル編み(糸をループ状にした編み方)はループが潰れ、クッション性が落ちます。

厚手のスポーツ用ソックスで起きやすい。

3つめは形の記憶です。

無理な向きで押し込むと、履いたときにかかとの位置がずれた感じが残ります。

乾く前にたたんだ場合はさらに顕著で、湿った生地は折った形をそのまま覚えます。

生乾きのままたたむと、においの元になる菌が増える環境も作ります。

汗そのものはほぼ無臭ですが、皮膚の常在菌が汗や皮脂を分解するときに生じる物質がにおいになるため、湿気を残したままの密閉はよくありません。

失敗しやすいポイントと直し方

履き口をくるむ方法から抜け出せない

丸めてまとめるやり方は速く、片方をなくしにくい利点があります。

ただしゴムへの負担は避けられません。

どうしても続けるなら、くるむ範囲を浅くする。

履き口全体をめくり返さず、端の1〜2cmだけをひっかける程度にとどめると引っぱりが減ります。

すでにゴム口が緩んでしまった

伸びたゴム編みは完全には戻りません。

応急的には、たたみ方を平らな三つ折りに変えて負荷をなくすこと。

それ以上緩む速度は落ちます。

ずり落ちが我慢できない段階なら、リブ編み(畝のある編み方)のものに買い替えたほうが早い。

左右が合わない・片方が消える

たたむ工程の前、洗う段階で分かれています。

洗濯機の中で1枚だけ他の衣類の袖に入り込むのはよくあること。

片方をなくさないための洗濯ネットの使い方を先に整えると、たたむときの選別が楽になります。

厚みが出て引き出しに入らない

厚手のウールやパイル編みを三つ折りにすると、かなりかさばります。

この場合は二つ折りにして横に寝かせ、重ねずに一列で並べる。

折り目が1本になるので生地への負担も減ります。

乾ききっていないままたたんだ

つま先とかかとは生地が厚く、最後まで湿りが残ります。

触って冷たく感じたら乾いていません。

取り出して広げ、乾かし直してください。

ゴム口を伸ばさない干し方で乾く順序を押さえておくと、この失敗自体が減ります。

用意する道具と代用アイデア

たたむ作業自体に道具は要りません。効いてくるのは、たたんだあとを保つ側です。

あると効くもの役割代用
引き出し用の仕切り立てた靴下が倒れるのを防ぐ厚紙を折ってL字に立てる
小分けの布ボックス種類別に分けて探す時間を短くする浅い箱・空き箱
洗濯ネット洗う段階で組をばらさない目の細かい袋状のもの
靴下用ハンガー干す時点で左右をそろえるピンチ付きの角ハンガー

仕切りは高さが重要です。

たたんだ靴下の3分の2くらいの高さがあれば倒れません。

低すぎると意味がなく、高すぎると上から見えなくなります。

まとめて干す道具から見直すなら靴下用ハンガーの選び方も参考になります。

靴下をたたむのに適したタイミング

基本は洗濯物を取り込んだそのときです。

時間を置くと、山になった洗濯物の重みでしわが付きます。

しわが付いた状態でたたむと折り目が二重になり、線が残りやすい。

頻度は洗濯の回数と同じで構いません。

週に2〜3回まとめて洗う家庭なら、そのたびに全部たたむほうが結果的に速い。

ためると左右の照合に時間がかかります。

季節の入れ替えのときは別扱いです。

長期保管に入る前は、たたむ前に完全に乾いていることを確認します。

半年閉じ込める場合、わずかな湿気でもにおいやカビの原因になる。

厚手のウールを夏のあいだしまうなら、圧縮せず、ゆるく二つ折りにして通気のある入れ物に入れるほうが安全です。

着圧タイプは保管期間が長いほど負担が効いてきます。折り目を毎回同じ位置に付けないよう、折る場所を少しずらすだけでも違います。

素材別に変える靴下の扱い方

綿

吸湿性があるぶん、乾くのに時間がかかります。

たたむ前に厚い部分の乾きを確認してください。

折り目は付きやすいものの、洗濯するとある程度戻ります。

三つ折りで立てる基本形が問題なく使えます。

ウール・メリノウール

折り目の圧に弱く、同じ線で折り続けると繊維が寝てしまいます。

厚手のものは二つ折りにして寝かせるか、重ねずに並べる。

詰め込むと繊維が潰れて保温性の感じ方が変わります。

長期保管では防虫も考える必要があります。

ポリエステル・ナイロン混

速く乾き、しわも付きにくい。

たたみ方の自由度はいちばん高い部分です。

ただしスポーツ用の厚手パイルはかさばるので、二つ折りが現実的です。

シルク

薄く繊細なので、強く押し込まないこと。重ね履きのインナーとして使うものは、他の靴下の下敷きにせず、上の段に置くほうが傷みません。

着圧タイプ

脚に圧をかける設計のため、伸縮糸の比率が高い製品が多いです。

引っぱったまま保管するたたみ方は避けてください。

ゴム口をくるむ方法は特に不向き。

平らに折って重ねるだけでよく、圧の設計を長く保ちたいなら折る位置を毎回変えます。

抗菌・防臭・消臭加工のあるもの

加工は洗濯を重ねると弱まることがあります。

たたみ方が直接影響するわけではありませんが、乾ききっていない状態でたたんで密閉すると、菌が増える環境になります。

抗菌は菌の増殖を抑えることをねらった加工で、湿気そのものをなくすものではない。

乾燥を優先してください。

乾燥機の扱いについては靴下を乾燥機にかけるときの縮みと傷みの目安にまとめています。

よくある質問

ゴム口をくるむたたみ方は絶対にだめですか

だめというより、ゴムに負担がかかる方法だと理解して選ぶ話です。

すぐ履く分だけ短期間まとめるなら影響は小さい。

半年しまう厚手ウールや着圧タイプでは避けたほうがよいでしょう。

5本指ソックスはどうたためばいいですか

指の部分は広がりやすいので、指先をそろえてから折ります。

指を1本ずつ折り込む必要はありません。

つま先側を先に内へ折り、その上から履き口をかぶせる三つ折りで足ります。

足袋型(親指とそれ以外の2つに分かれる形)も同じ手順で問題ありません。

丈が長いハイソックスやニーハイはどうしますか

三つ折りでは長すぎます。

四つ折りにするか、ゴム口を引っぱらないようにゆるく巻いて立てる方法が現実的です。

巻くときは締めないこと。

棒状にした靴下を仕切りの中に立てれば、上から柄が見えます。

たたまずに引き出しへ放り込むのは問題ありますか

傷みという点では、きつく折らないぶん負担は少ないです。

困るのは探す時間と、左右がばらけること。

丈や用途ごとに小分けの箱で区切れば、たたまない運用でも成り立ちます。

新品はたたんだまま保管していいですか

問題ありません。

ただし台紙やクリップで束ねられているものは、外してから平らにたたむほうが履き口への負担が減ります。

サイズが合わずに履かないまま置いてあるなら、表示の読み方とサイズ選びの考え方を確認して次の買い足しに生かしてください。

まとめ

2枚を重ねて三つ折り、ゴム口は折り込まず、折り目側を下にして立てる。

これが最も負担の少ない基本形です。

厚手やウールは折り目を減らして二つ折りで寝かせる、長い丈はゆるく巻く、着圧は折る位置をずらす。

素材と丈で調整すれば十分です。

そして、たたみ方より前に効くのは乾かし方です。

つま先とかかとに湿りが残ったままたためば、形もにおいも悪くなる。

触って冷たさが残らないところまで乾かしてから、はじめて折ってください。

においが気になる段階なら靴下と靴と足のケアを合わせた臭い対策のほうを先に見直すほうが効きます。

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