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靴下のたたみ方|ゴムを傷めない方法と収納のコツを解説

靴下のたたみ方|ゴムを傷めない方法と収納のコツを解説

引き出しを開けると、履き口を外側に折り返して丸めた靴下の玉が10個ほど並び、そのうち何足かは履き口が波打っています。

履き口を伸ばした状態で保管すると、伸縮のために少量だけ混ぜてあるポリウレタンがゆるみ、履いたときにずり落ちやすくなります。

靴下のたたみ方の基本は、履き口を折り返さずに三つ折りにして、重ねずに立てて並べることです。

折る回数は丈で変わります。

フットカバーは二つ折り、クルーは三つ折り、ハイソックスは四つ折りにして厚みをそろえます。

本記事では、丈別のたたみ方の手順・履き口がゆるむ仕組み・ウールと綿で分かれる洗い方と干し方まで、順に解説します。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

靴下のたたみ方は「履き口を折り返さない三つ折り」を基本にします

手を動かすのは、平らに伸ばす、左右を重ねる、履き口を折り返さずに三つ折りにする、この3つだけです。履き口を巻き込んで玉にする形をやめると、ゴムを引き伸ばしたまま保管する時間がなくなります。

三つ折りの手順

  • 左右を1足そろえ、かかとの向きを合わせて重ねます。かかとがずれていると折り目が斜めに入り、片方だけに型がつきます。
  • 手のひらで軽く押さえて空気を抜きます。厚手のパイル編みは糸のループに空気を含んでかさばるため、ここで厚みをそろえておくと引き出しの中で崩れません。
  • つま先側を全体の3分の1ほど内側へ折ります。折り目が足裏側に来るようにすると、表側の柄が最後まで見える形で収まります。
  • 残った履き口側を上から重ねます。履き口は折り返さず、そのままかぶせるだけにしてください。ここで折り返すと、ゴムの効いている部分だけが引っ張られます。
  • 折り目を下、履き口を上にして立てて並べます。上から積まないので圧がかからず、柄も見分けられます。

丈によって折る回数を変える

丈が短いものを無理に三つ折りにすると、折り目が履き口にかかってしまいます。

フットカバーとくるぶし丈は二つ折りで止めるか、折らずにそのまま立てるほうが形が保てます。

クルーは三つ折り、ハイソックスやニーハイは四つ折りが収まりの目安です。

丈の呼び方はメーカーによって境界がずれるので、実際に手元で伸ばしてみて、折ったときの高さが引き出しの深さに収まる回数を選んでください。

5本指と足袋型は指先をそろえてから折る

5本指ソックスは指の袋が5本すべて分かれているため、洗ったあとは袋がねじれたままになりやすいです。

指を1本ずつ引き出して長さをそろえてから折ると、履くときに指が引っかかりません。

足袋型は親指の袋とそれ以外の4本の2つに分かれているだけなので、親指側の向きを左右で合わせておけば十分です。

この2つは分かれ方が違う別物なので、同じ形にたたもうとしなくてかまいません。

履き口を折り返して重ねると、ゴムがゆるみます

靴下の履き口には、伸び縮みさせるためにポリウレタンが少量だけ混ぜてあります。

この繊維は劣化するとゴムがゆるむ原因になり、いったん伸びきった履き口は元の締まりまでは戻りません。

履き口を外側にかぶせて玉にする方法は、そのゴムの部分だけを常に引き伸ばした状態で置く形です。

ゆるんだ履き口の実害は、見た目より履き心地に出ます。

歩いているうちにずり落ち、かかとが靴から抜け、靴の中で足が前後に滑ります。

その滑りがつま先やかかとの生地を削るので、穴があくのも早くなります。

リブ編みのようにずり落ちにくい編み方でも、ゴムがゆるめば同じことが起きます。

引き出しの中で積み重ねるのも、下の段には長時間の圧がかかります。

立てて並べるのが基本と書いたのは、この圧を避けるためです。

なお、干す段階で洗濯ばさみを履き口に留めていると、たたみ方を直しても伸びは進みます。

靴下の干し方では、ゴム口に負担をかけない留め方を解説しています。

たたみ方でつまずきやすい失敗と直し方

乾ききっていないままたたんでしまう

厚手のパイル編みは、つま先とかかとの二重になった部分だけが最後まで湿っています。

表面が乾いた感触でも中心に水分が残っていることがあり、その状態でたたんで引き出しに入れると湿気が抜けません。

足のにおいの元は汗そのものではなく、皮膚の常在菌が汗や皮脂・角質を分解するときに生じる物質です。

湿った環境は菌が増えやすいので、生乾きのまま重ねるのは避けてください。

つま先を指でつまんで冷たさが残るなら、まだ乾いていません。

においが気になる場合の見直し方は足の臭い対策の基本で解説しています。

左右がそろわず、片方だけ残る

たたむ段階で相手が見つからないのは、たたみ方ではなく洗濯の過程で起きている問題です。

洗濯機の中で衣類の袖や裾に入り込むと、干すときに気づけません。

1足ずつ同じネットに入れて洗えば、取り出した時点でペアがそろいます。

ネットの目の粗さや大きさの選び方は靴下の洗濯ネットの選び方で解説しています。

折り目のところに型がついてしまう

薄手の綿や化繊で、折り目に沿った線が残ることがあります。

毎回同じ位置で折り続けたときに出やすいので、折る位置を数センチずらすか、丈の長いものは筒状に平らのまま二つ折りにして立てる形へ変えてください。

厚手のウールを強く折り込んだ場合も同じで、押しつぶさずにふんわり折るだけで線は残りにくくなります。

靴下用の道具は仕切りだけで足ります

必須なのは引き出しの中の仕切りだけです。

立てて並べる方法は、支えがないと前に倒れて崩れます。

専用の仕切りケースでなくても、菓子の空き箱や小型のブックエンドで代用できます。

箱を使うときは、引き出しの深さより低いものを選んでください。

ふたが閉まらないと引き出しごと使えなくなります。

あると楽なのは洗濯ネットと、まとめて干せるハンガーです。

どちらもたたむ道具ではなく、たたむ前の工程を短くする道具です。

仕切りの数と靴下の総数が合わないときは、収納する場所ごとの分け方から考え直すほうが早いので、靴下収納のアイデアで紹介している引き出しの区切り方を参考にしてください。

たたむのは完全に乾いてから、が唯一の条件です

頻度は洗濯のたびで、決まった間隔はありません。

取り込んだ直後にたためればいちばん楽ですが、条件は乾ききっていることだけです。

室内干しや冬場は乾き方が遅くなるので、取り込んでから数十分ほど室内に広げておいて、二重部分を確かめてからたたむ判断もあります。

綿は吸湿性がある反面、乾きが速い素材ではありません。

季節の入れ替えでしまう前には、履き口を軽く引っ張って戻り方を見てください。

伸ばしても縮まないものは、たたみ方を直しても履いたときにずり落ちます。

外履き用から室内用に回すか、処分するかを決める区切りにするとよいでしょう。

まとめてしまう場合も、圧縮袋で強く潰すとゴムに負担がかかります。

ウール・シルクと綿・化繊で、洗い方と干し方が分かれます

たたみ方を守っても、洗い方と乾かし方を間違えると形は崩れます。

ウールとシルクは、綿や化繊と同じ扱いにしないでください。

分岐するのは洗剤の種類、水温、干す姿勢の3点です。

素材洗剤洗い方・水温干し方
ウール・メリノウール中性のおしゃれ着用洗濯表示の上限を超えない温度で、押し洗いにしてもみ洗いを避ける形を整えて平干し、陰干し
シルク中性のおしゃれ着用短時間で洗い、こすらない陰干し。直射日光を避ける
綿通常の洗濯洗剤裏返してネットに入れる乾きが速くないため風通しを優先
ポリエステル・ナイロン通常の洗濯洗剤裏返して洗う乾きが速いので陰干しで足りる

ウールをもみ洗いすると繊維がからみ合って縮み、たたんでも厚みがそろわなくなります。

吊り干しで水を含んだまま垂らすと、ウールは自重で丈が伸びるので、平らに置いて乾かしてください。

綿と化繊は裏返して洗うと、足裏側にたまった皮脂汚れが落ちやすくなります。

抗菌や消臭の加工が入った製品は、加工が洗濯で落ちていくことがあるので、表示された洗い方から外れないほうが長持ちします。

熱をかけて早く乾かしたい場合の可否は靴下は乾燥機にかけていい?で解説しています。

よくある質問

丸めるたたみ方は絶対にだめですか

履き口を折り返して外側にかぶせる玉の形は避けてください。

ゴムの部分だけを引き伸ばして固定する形になります。

一方で、履き口を巻き込まずに、つま先側からくるくると巻いて筒状にまとめる方法なら、ゴムには負担がかかりません。

旅行で袋に詰めるときのように、かさを減らしたい場面ではこちらの巻き方が向いています。

ゆるんだ履き口は元に戻せますか

伸縮を担っているポリウレタンが劣化している場合、家庭の洗濯で元の締まりまで戻すことはできません。

乾燥機の熱で一時的に縮んだように感じることはありますが、繊維そのものの傷みは戻りません。

ずり落ちる状態のまま外で履くと靴の中で足が滑るので、室内用に回すのが現実的です。

サイズの違う靴下が混ざって分からなくなります

サイズは22-24cmのようなレンジ表記が一般的で、同じ表記でもメーカーによって実寸が違います。

たたむ段階で見分けるのは難しいので、家族分をまとめて洗うなら仕切りで人ごとに分けるほうが確実です。

表記の読み方は靴下のサイズの選び方で解説しています。

立てて並べると倒れてしまいます

三つ折りの高さが引き出しの深さに対して低すぎるか、仕切りの幅が広すぎることが原因です。

折る回数を1回減らして高さを出すか、仕切りの幅を靴下の厚み2〜3足分に狭めてください。

厚手のパイル編みと薄手の化繊を同じ区画に混ぜると、薄いほうから崩れます。

まとめ

靴下のたたみ方で守るべきなのは、履き口を折り返さないことと、乾ききってからたたむことの2点です。

三つ折りにして立てて並べれば、ゴムを引き伸ばす時間も、上から積む圧もなくなります。

ウールとシルクは洗剤と干し方が綿・化繊と分かれるので、たたむ前の工程から分けて扱ってください。

ぜひ本記事の三つ折りの手順と素材別の洗い方の表を参考に、次の洗濯物からたたみ方を切り替えてみてください。

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