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おやすみソックスの選び方|寝るとき用の締め付けの目安

おやすみソックスの選び方|寝るとき用の締め付けの目安

「おやすみソックス」で検索すると、締め付けないことを売りにしたものと、厚手で暖かさを打ち出したものが同じ並びで出てきます。

用途名は同じでも、就寝中に差が出るのは履き口のゴムの強さです。

寝ている間は足首をほとんど動かさないため、日中なら気づかない程度の締め付けでも、同じ位置に何時間も当たり続けて跡が残ります。

そのうえで厚みと素材を決めると、蒸れて途中で脱ぐという失敗が減ります。

22-24cmのようなレンジ表記も、同じ数字でメーカーごとに実寸が違います。

本記事では、履き口のゆるさの見分け方・5タイプの作りの違い・日中用の着圧タイプを流用したときに起きること・レンジ表記の読み方を解説します。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

おやすみソックスで先に見るのは履き口のゴムの強さ

素材や厚みより前に確認したいのが履き口です。

歩いているときは足が動くぶん履き口の当たる位置が少しずつずれますが、布団の中では同じところに当たったままになります。

朝起きて足首に輪の跡がはっきり残るのは、たいていサイズではなく履き口の締め付けが原因です。

売り場で強さを数値で確かめる方法はありません。

表示で見るのは、「ゴムを使わない」「ゆったり口」「締め付けにくい編み」といった作りの説明と、素材欄のポリウレタンの扱いです。

ポリウレタンは伸縮を出すために少量混ぜる繊維で、履き口部分に集めて使うと締まりが強くなります。

就寝用として売られているものは、履き口の伸縮を編み方で出して、ゴム糸を入れないか控えめにしたものが多くあります。

リブ編みは畝(うね)のある編み方で、伸びやすいのにずり落ちにくい性質があります。

締め付けを弱くすると脱げやすくなるという矛盾を、編みで解こうとしているのがこのタイプです。

ゆるい履き口が良いとはいえ、寝返りで足から抜けてしまうと意味がありません。

手で履き口を広げてみて、力を抜いたときにゆっくり戻る程度なら就寝向きと考えてよいでしょう。

なお、そもそも寝るときに靴下を履くべきかという前提から迷っている場合は、寝るとき靴下のメリットと注意点で、蒸れとの兼ね合いを解説しています。

おやすみソックスは作りで5タイプに分かれる

締め付けを抑えた薄手タイプ

綿やシルクを使い、履き口をゆるめた薄手のものです。

布団の中の温度でも蒸れにくく、跡が気になる人に向きます。

保温力はそれほど期待できないため、寝室が寒い時期に足先の冷えで寝つけないという人には物足りなくなります。

厚手・パイルの保温タイプ

パイル編みは糸をループ状にして編んだ作りで、厚みとクッション性、吸汗性が上がります。

アクリルを使ってウールに近い風合いを出した厚手品もこのタイプです。

暖かさは出ますが、そのぶん足裏の汗を抱えたまま朝まで過ごすことになります。

厚みの選び方はパイル靴下の厚みと吸汗性で、暖かさの決まり方はあったか靴下の選び方で解説しています。

かかとの保湿ケア用タイプ

かかとを覆う面を厚くしたり、シルクなど肌当たりのやわらかい素材を内側に使ったものです。

クリームを塗った上に履いて、寝具に付くのを防ぐ使い方が中心になります。

角質そのものを取り除く道具ではないので、ざらつきが治るとは考えないでください。

使い方の順序は保湿ソックスの使い方と選び分けで解説しています。

かかと開き・レッグウォーマー型

足首から下を筒状に覆い、かかとと足裏を出す作りです。

足裏が布に覆われないため蒸れにくく、足首だけ冷やしたくない人に向きます。

足指が出るぶん、つま先の冷えには効きません。

レッグウォーマーと靴下の使い分けで、どちらを選ぶかの目安を解説しています。

5本指タイプ

指が5本すべて分かれ、指同士が直接触れない形です。

指の間に布が入るので、汗が残りにくくなります。

ただし指又の縫い代が厚いと窮屈に感じますし、寝るときに履くには着脱の手間が増えます。

親指とそれ以外の2つに分かれる足袋型とは別物なので、指の間の汗を避けたい目的なら5本指を選んでください。

タイプ別に向いている人と、避けたほうがいい人

タイプ作りの特徴向いている人避けたほうがいい人
薄手・締め付け控えめ綿やシルク、ゴム糸を抑えた履き口朝の跡が気になる人、汗をかきやすい人寝室が寒く、足先の冷えで寝つけない人
厚手・パイルループ編みで厚みとクッションを出す寝具が薄い、寝室の室温が低い人布団の中で足が汗ばみやすい人
保湿ケア用かかと側を厚く、内側にやわらかい素材かかとのざらつきをケアしたい人足全体の保温を目的にしている人
かかと開き・筒状足首から下を覆い、足裏は出す足裏の蒸れを避けつつ足首を温めたい人つま先が冷えて眠れない人
5本指指が5本すべて分かれる指の間に汗が残るのが気になる人指又の圧迫が苦手な人

暖かさで選ぶなら厚手、蒸れで選ぶなら薄手か、かかと開き型という切り分けになります。

両方を欲しくなったときは、薄手のシルクを内側にして厚手を重ねる履き方もありますが、靴を履かない就寝時でも重ね履きで足首が窮屈になれば寝返りのたびに気になります。

まずは1枚で足りるかどうかを確かめるほうが早いです。

おやすみソックスに日中用の着圧タイプを流用すると起きること

着圧の強さはmmHg(水銀柱ミリメートル)で表し、数値が大きいほど強くなります。

足首をもっとも強く締め、上にいくほど弱める段階圧の設計が一般的です。

この設計は立って過ごす時間を想定しているため、横になって過ごす就寝時とは前提が違います。

日中用として売られているものをそのまま夜まで履き続ける使い方は、製品が想定した使い方から外れます。

就寝用をうたう着圧製品は、日中用より圧を弱めに設定しているものが多く、パッケージに「就寝時用」「夜用」と書かれています。

この記載がないものを夜に流用しないでください。

また、一般向けの着圧製品と、医療機関で用いられる弾性ストッキングは目的も設計も別です。

一般向けの製品を医療用の代わりとして扱うことはできません。

効果についても線を引いておきます。

着圧で一時的に脚のサイズが変わったように感じる人はいますが、体脂肪が減るわけではありません。

脚のむくみや冷えが続いている、脚に持病がある、締め付けたあとに痛みや違和感が残るという場合は、製品で対処しようとせず医療機関に相談してください。

サイズはレンジ表記の上限側と足囲で見る

サイズは22-24cmのように幅で表すのが一般的で、靴のサイズと1対1では対応しません。

同じ22-24cmでも、メーカーによって実寸はずれます。

判断のもとになるのは、靴のサイズではなく足長です。

レンジのちょうど境目に足長がある場合、就寝用なら上限側のサイズを選ぶほうが失敗しにくくなります。

ゆるめの履き口という設計の意図が、小さいほうを選ぶと打ち消されるためです。

足長だけで決められないのは、足囲が広い人と、ふくらはぎまで丈のあるものを選ぶときです。

甲が高い人は足長が合っていても甲で締まり、クルー丈やハイソックス丈では履き口がふくらはぎに食い込みます。

ふくらはぎ周りが太めの人は、丈の短いくるぶし丈やショート丈にして、当たる位置を足首から下げるという手もあります。

小さすぎたときに起きることは形によって違います。

普通の形なら指先が引っ張られてつま先が痛くなり、5本指なら指又が浮いて指の付け根に布が食い込みます。

逆に大きすぎると、かかとの位置がずれて生地が余り、寝返りのたびにたるみが動いて気になります。

丈や素材で見た目も変わる点は、レディース靴下の丈と素材の選び方で解説しています。

洗濯で先に落ちるのは履き口のゴムと機能加工

おやすみソックスがだめになるとき、生地が破れる前に履き口がゆるむことが多くあります。

伸縮を担っているポリウレタンは劣化する繊維で、乾燥機の熱や高温の乾燥を繰り返すほど早く傷みます。

就寝用は履き口がもともとゆるいため、少しゆるむだけで寝ている間に脱げるようになってしまいます。

抗菌・防臭・消臭の加工も洗濯で落ちることがあります。

この3つは意味が別で、抗菌は菌の増殖を抑えることをねらった加工、防臭はにおいの発生を抑えることをねらった加工、消臭はすでに出たにおいを減らすことをねらった加工です。

足のにおいの元になるのは汗そのものではなく、皮膚の常在菌が汗や皮脂・角質を分解するときに生じる物質なので、加工があってもにおいが完全になくなるわけではありません。

洗い方で寿命は変わります。

裏返して洗濯ネットに入れ、脱水は短めにして、乾燥機は避けて陰干しにするのが基本です。

パイルは強く脱水すると潰れて厚みが戻りにくくなります。

買い替えの目安は、履き口を伸ばしたあと元の径に戻らなくなったとき、かかとの生地が薄く透けてきたときです。

暖かさを売りにしたシリーズの中身の違いは、岡本の「靴下サプリ まるでこたつ」を例にシリーズごとの違いと選び方で解説しています。

よくある質問

朝までずっと履いたままでも大丈夫ですか

就寝中の靴下は汗を吸っています。

起きたら脱いで、日中用に履き替えてください。

同じ1枚を昼まで履き続けると、湿った状態が長引いて菌が増えやすい環境になります。

かゆみや皮むけが出ている場合は、靴下で対処せず医療機関に相談してください。

足先が冷えて眠れないときは重ね履きしたほうがいいですか

薄手のシルクを内側にして厚手を重ねる履き方はありますが、枚数を増やすほど足首と甲が窮屈になり、汗も抜けにくくなります。

まずは1枚を厚手のパイルに替えるか、足首を覆うかかと開き型を足すほうが調整しやすいです。

窮屈さを感じる重ね方は続けないでください。

滑り止め付きは就寝用に向きますか

滑り止めは足裏に樹脂などを付けて滑りにくくしたもので、夜中にフローリングを歩く場面では役に立ちます。

一方で足裏に樹脂の面ができるため、その部分は汗が抜けません。

寝ている間の快適さを優先するなら、滑り止めのないものを選び、起きたときだけスリッパを使う分け方もあります。

クリームを塗って保湿ソックスを履けば、かかとのざらつきは治りますか

保湿ソックスは、塗ったものが寝具に移るのを防いで肌に留めておく役割の製品です。

角質を取り除いたり症状を治すものではありません。

ひび割れて痛みがある、出血しているという状態なら、ケア用品ではなく医療機関で相談してください。

まとめ

おやすみソックス選びは、履き口のゴムの強さから決めると迷いが減ります。

寝ている間は同じ位置に当たり続けるため、日中なら気にならない締め付けでも跡になります。

そのうえで、寝室が寒いなら厚手のパイル、汗ばみやすいなら薄手かかかと開き型、かかとのケアが目的なら保湿ケア用と割り振れば、タイプはほぼ絞れます。

日中用の着圧タイプを夜に流用しないこと、レンジ表記の境目では上限側を選ぶこと、乾燥機を避けて履き口の寿命を延ばすことです。

この3点は買ったあとの満足度に直接つながります。

ぜひ本記事の5タイプの比較表とサイズの見方を参考に、自分の寝室の温度と汗のかき方に合う1足を選んでください。

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