SHARE:

5本指ソックスのサイズの選び方|きつい・大きいときの対処

5本指ソックスのサイズの選び方|きつい・大きいときの対処

5本指ソックスのパッケージに書かれた「22-24cm」や「25-27cm」は、靴のサイズではなく足の長さ(足長)の範囲を示す表記です。同じ棚に並ぶ商品でも、幅の区切り方はメーカーごとに違います。

レンジのどこに自分の足長が来るかで履き心地が変わるのが、指が分かれた靴下の面倒なところです。普通の靴下なら生地の伸びで吸収できる1cm前後のずれが、指又(しまた)の浮きや指先の余りとしてそのまま出ます。

本記事では、足長レンジの読み方・実寸から一足に絞る手順・同じ表記でも製品ごとに実寸がずれる理由を解説します。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

5本指ソックスのサイズは、足長をcmで区切ったレンジ表記

足長は、かかとのいちばん後ろから、いちばん長い指の先までを直線で測った長さです。

「22-24cm」という表記は、足長が22.0cmから24.0cmに収まる人向けという意味で、靴に印刷された数字を写したものではありません。

靴の表示サイズは木型や作りによって前後するため、足長とは1対1で対応しません。

同じ売り場には着圧タイプも並びますが、そこに書かれたmmHg(水銀柱ミリメートル)は圧の強さの単位で、サイズとは別の数字です。

ストッキングのデニールも糸の太さを表します。

サイズの判断に使う数字はcmだけと決めておくと、表示を見比べるときに混乱しません。

5本指ならではの注意点として、レンジ表記が示すのは足長だけです。

指袋の長さ、足幅、甲の高さは表記に出てきません。

指が分かれた構造そのものの利点と弱点については、5本指ソックスとは?効果とデメリットで解説しています。

よく見るサイズ表記の段階と、隣と重なる足長

実際の表記は製品ごとに違いますが、売り場でよく見る区切り方を並べると、隣どうしのレンジが1cm重なっていることが分かります。

表記の例含まれる足長隣の表記と重なる足長
22-24cm22.0〜24.0cm23.0〜24.0cm(23-25cmと重複)
23-25cm23.0〜25.0cm24.0〜25.0cm(24-26cmと重複)
24-26cm24.0〜26.0cm25.0〜26.0cm(25-27cmと重複)
25-27cm25.0〜27.0cm26.0〜27.0cm(26-28cmと重複)
26-28cm26.0〜28.0cm—

足長が24.0cmの人は、22-24cmにも24-26cmにも該当してしまいます。

レンジの上端と下端では生地の伸ばされ方がまったく違うので、同じ「該当する」でも履いた感じは別物です。

フリーサイズと書かれた製品も同じ理屈で、幅の広いレンジを1サイズでまとめている以上、端に近い足長ほど余りかきつさが出やすくなります。

足長を測れば、5本指ソックスのサイズは一つに絞れる

足長の測り方

壁にかかとをつけて立ち、紙を敷いていちばん長い指の先に印を付け、壁から印までを測ります。

座って測ると体重がかかっていない状態の数字になり、実際に歩くときより短く出ます。

左右で長さが違う人は、長いほうの足長を採用してください。

左右差が5mm以上あるなら、短い側の指先に余りが出ることを前提に選ぶことになります。

レンジの端に来たときの決め方

足長がレンジの中央付近に来る表記を選ぶのが基本です。

24.0cmなら、上端になる22-24cmより、中央寄りになる23-25cmのほうが指袋の位置は合いやすくなります。

足幅が広い人や甲が高い人は、周囲を伸ばされる量が増えるぶん上のレンジ、指が短めで足が薄い人は下のレンジと考えると迷いません。

なお、親指以外の4本が同じ袋に入る足袋型は、指の長さのばらつきがサイズ選びに出にくい作りです。

両者の違いは5本指ソックスと足袋ソックスの違いで解説しています。

同じ表記でも実寸がずれるのは、編み方と伸び幅が製品ごとに違うため

レンジ表記は各メーカーが自社の基準で決めた数字で、共通の実測ルールがあるわけではありません。

同じ「25-27cm」でも、リブ編みで伸縮を強めた製品と、パイル編みで厚みを出した製品では、履いたときの内側の余裕が変わります。

パイル編みは糸をループ状にして厚みを出す作りなので、生地の分だけ内寸が小さくなります。

ポリウレタンを混ぜて伸縮性を出している製品は、レンジの端でも伸びで吸収できる範囲が広くなります。

素材ごとの違いは5本指ソックスの素材別の違いで解説しています。

パッケージと商品ページのどこを見るか

パッケージなら、サイズ表記の近くに「足長」「サイズのめやす」として範囲が刷られています。

表記だけが大きく出ていて範囲の記載がない場合は、メーカーのサイズ表を探してください。

通販の商品ページでは、素材の混率、丈の呼び方、サイズ表がスペック欄にまとまっています。

レビューに「小さめ」「大きめ」という指摘が集まっている製品は、自分の足長がレンジの端に来るときだけ、その傾向を加味して隣のサイズを検討する価値があります。

合わないと指又が浮き、履き口の跡が残る

大きすぎたとき

指袋が指より長く、先端に空の部分が残ります。

靴の中で余った生地がよじれ、指の腹に折り目が当たります。

かかとの位置も後ろにずれるため、補強されたかかと部分が足裏の中央側に来てしまい、本来当たるべき場所の生地が薄いまま摩耗します。

同じ場所ばかり穴が開くなら、サイズが一段大きい可能性があります。

小さすぎたとき

生地が指の付け根まで届かず、指又に隙間ができます。

指の間の汗を生地が受け止められないので、5本指を選んだ理由そのものが薄れてしまいます。

履き口が食い込んで跡が残る、爪が指袋の先を突いて穴が開く、といった症状も小さいときに出やすいものです。

着圧タイプで締まりを強めたいからといって小さい表記を選ぶ使い方は、圧の設計から外れるため避けてください。

跡がなかなか消えない場合や痛みがある場合は、医療機関に相談してください。

窮屈さの原因を構造から見た話は5本指ソックスがダメと言われる理由で解説しています。

よくある質問

靴のサイズと同じ数字のレンジを選べばよいですか

目安にはなりますが、そのままでは決められません。

靴のサイズは作りによって前後し、足長と1対1では対応しないためです。

靴が26.0cmでも足長は25cm前後という人もいますし、同じ足長で27.0cmの靴を履いている人もいます。

手間はかかっても、足長を一度測っておくほうが確実です。

足長が24.0cmで、二つの表記に該当します

足長がレンジの中央付近に来る表記を優先してください。

24.0cmなら23-25cmが中央寄りです。

中央寄りの表記が見つからない場合は、足幅と甲の高さで判断します。

幅広や甲高なら上のレンジ、足が薄いなら下のレンジという順序で絞ると、指袋の位置が大きく外れにくくなります。

洗濯するとサイズは変わりますか

綿を多く使った製品は洗濯で縮むことがあり、乾燥機の熱を加えると縮みや繊維の傷みが進みます。

伸縮に使われるポリウレタンは劣化するため、履き口のゴムは時間とともにゆるみます。

買った直後のサイズ感が長く続くわけではありません。

洗い方と干し方は5本指ソックスの洗濯とお手入れのコツで解説しています。

まとめ

5本指ソックスのサイズ表記はcmで示した足長のレンジで、靴の数字とも、mmHgやデニールといった別の指標とも関係がありません。

隣のレンジと1cm重なる区切り方が一般的なので、該当するかどうかではなく、自分の足長がレンジの中央に来るかどうかで選ぶと外れが減ります。

同じ表記でも編み方と伸び幅で内寸が変わるため、メーカーのサイズ表と素材表示は買う前に確認してください。

ぜひ本記事の足長レンジの表と、端に来たときの判断手順を参考に、指又まで生地が届く一足を選んでください。

あなたへのおすすめ