SHARE:

インナー5本指ソックスの使い方|重ね履きの順番と枚数の目安

インナー5本指ソックスの使い方|重ね履きの順番と枚数の目安

重ね履きの順番は、内側が5本指ソックス、外側が指の分かれていない靴下です。

逆にすると外側の指袋の位置が内側とわずかにずれ、指の間で生地が二重によれます。

もうひとつ引っかかりやすいのがサイズで、22-24cmのようなレンジ表記は靴のサイズと1対1では対応しません。

インナー側が大きいと指先に生地が余り、歩くうちに爪が袋の奥を突いて穴があきます。

本記事では、重ね履きの手順・厚みとサイズを間違えたときに起きること・シルクやウールで変わる洗い方と干し方を解説します。

靴下Lab編集部

靴下Labは、「快適な足元から、毎日の生活をもっと豊かに」をテーマに、靴下に関するあらゆる情報を調査・発信するメディアです。素材や機能の違い、季節に応じた選び方、消臭・防寒・健康サポートなど、靴下に関する疑問をわかりやすく解説しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

インナーに5本指ソックスを重ねる基本の手順

指の間の汗を受け止める役目はインナー側にあります。

肌に直接触れる層を5本指にしないと、指同士が触れ合ったままになり、重ねる意味が薄くなります。

5本指そのものの作りと向き不向きは5本指ソックスとは?効果とデメリットで解説しています。

履く前に指の間の水気をふく

入浴後や汗をかいたあとの足は、指の間が湿ったままだと指袋の奥まで指が入りません。

生地が肌に張り付いて途中で止まってしまうためです。

タオルを指の間に挟んで1本ずつふいてから履くと、最後まで滑り込みます。

親指と小指を先に決める

履き口をつま先までたぐり寄せ、5つの指袋を扇状に広げます。

親指を入れて位置を決め、次に小指を袋の奥まで押し込んでください。

両端が決まれば、中の3本は自然に収まります。

順番を決めずに一度に入れようとすると、薬指と小指が同じ袋に入ったままになりがちです。

指の付け根まで送ってからかかとを合わせる

指を入れたら、指又の部分を軽く引き上げて指の付け根まで生地を送ります。

ここが浅いままだと、歩くたびに指先が袋の奥を突きます。

続いてかかとの編み位置を踵(かかと)に合わせます。

かかとがずれた状態で外側の靴下を重ねると、そのねじれが上から押さえられて直せなくなります。

外側は普通の形の靴下にして、丈はインナーより長いものを選ぶと履き口が重ならず、ずり落ちにくくなります。

インナー側の厚みとサイズを間違えるとどうなるか

重ね履きで最初に無理が出るのは、靴の中の容積です。

インナーに厚手のパイル編みを選び、外側にも厚手を重ねると、甲が上から押さえられて指を動かす余裕がなくなります。

締め付けられた状態で長時間過ごすと、指先が冷たく感じたり、爪の付け根が痛くなったりします。

インナー側は薄手、保温やクッションは外側で作る、という役割分担にしてください。

サイズは大きすぎても小さすぎても実害が出ます。

インナーが大きいと指先に生地の余りができ、外側の靴下との間でその余りがよれて摩擦が集中し、つま先に穴があきます。

逆に小さいと指又が指の付け根まで届かず、生地が指の間で張ります。

指が横から寄せられている感覚が出たら、その一足は自分の足には短いと判断してよいでしょう。

指の形に不安がある場合の選び方は5本指ソックスは外反母趾にいい?で解説しています。

強い圧迫が続くときは我慢せず、医療機関に相談してください。

5本指インナーでよくある失敗と直し方

指が指袋に入りきらない

足が湿っている、たぐり寄せずに履き口から一気に足を入れている、サイズレンジが足に対して小さい、のいずれかが原因です。

順に確かめると、たいていは履き方の側で解決します。

手順ごとのコツは5本指ソックスの履き方のコツで解説しています。

重ねると靴に足が入らない

インナーを極薄のシルクや薄手のポリエステルに替えると、合計の厚みが下がります。

それでも入らないなら、その靴で重ね履きをするのは諦めたほうが安全です。

無理に押し込むと、靴の中で足が固定されて指を曲げられなくなります。

一日の終わりに指の間が湿っている

綿100%は吸湿性がある一方で乾きは速くありません。

汗をためたまま一日過ごすと、指の間が乾かない時間が長引きます。

インナーを薄手のシルクや化繊に替えるか、日中に一度履き替えると状態が変わります。

指の間の蒸れそのものについては5本指ソックスは水虫対策になる?で解説しています。

外側の靴下だけがずり落ちる

インナーの表面が滑ると、外側が固定されずに下がります。外側をリブ編みの製品にすると畝(うね)が伸縮して足に沿い、落ちにくくなります。

インナーに向く素材と、代用が利くもの

インナー側に求められるのは薄さと吸湿性です。

シルクは薄手で吸湿性があり、重ね履きのインナー側に使われることが多い素材です。

汗の量が多い人や運動時なら、乾きの速いポリエステルの薄手も選べます。

薄手の綿でも役目は果たしますが、乾きの遅さは承知しておいてください。

外側は目的で決めます。

保温を足したいならウールやメリノウール、厚みでクッションを作るならアクリルの厚手、通年で使うなら綿です。

外側に普通の靴下を重ねると、5本指を履いていることは外から分かりません。

人前で脱ぐ場面が気になる場合の選び方は見えないタイプの選び方で解説しています。

手入れの道具で必ず用意したいのは洗濯ネットだけです。

指袋が細いため、他の洗濯物のホックやファスナーに引っかかると簡単に伸びます。

専用のネットがなければ、口をしっかり閉じられる目の細かい袋でも代わりになります。

おしゃれ着用の中性洗剤は、ウールやシルクを洗うときだけ必要です。

履き替えと洗濯の頻度、買い替えの目安

1日履いたら、インナーも外側もその日のうちに洗ってください。

足のにおいの元になるのは汗そのものではなく、皮膚の常在菌が汗や皮脂・角質を分解するときに生じる物質です。

湿ったまま置くと、その分解が進む時間を長くしてしまいます。

抗菌加工のある製品でも、菌の増殖を抑えることをねらった加工であって、洗わずに済むわけではありません。

重ね履きは1日に2足ずつ消費するため、手持ちが少ないと乾燥待ちで回らなくなります。

インナー側だけでも3〜4足あると、天気の悪い日をまたげます。

汗の量が多い時期や長時間の立ち仕事なら、昼にインナーだけ交換する使い方も現実的です。

買い替えの判断は、履き口のゴムです。

伸縮のために混ぜられているポリウレタンは時間とともに劣化するため、洗ってもゴムが戻らなくなったら交換の時期です。

指袋の先が薄く透けてきた場合も、次に穴があくのはそこだと考えてください。

シルク・ウールと綿・化繊で分かれる洗い方と干し方

洗い方が分かれるのは、水温と洗剤と脱水の3か所です。まず洗濯表示を確認したうえで、素材別に扱いを変えてください。

シルク・ウールは水温と摩擦を抑える

ウールは摩擦と熱で縮むため、40℃近いお湯で普通コースにかけると、繊維が絡んで元の大きさに戻りません。

30℃以下の水でおしゃれ着用の中性洗剤を使い、洗濯機なら手洗いコースかドライコースにネット併用で入れます。

脱水は短く切り上げ、乾燥機は使わないでください。

干すときは形を整えて陰干しにします。

シルクも同じ扱いで、直射日光を避けると色あせを抑えられます。

綿・化繊は裏返して洗い、高温乾燥だけ避ける

綿やポリエステルなら通常コースで洗えます。

裏返してネットに入れると、足裏側にたまった皮脂汚れに水と洗剤が届きやすくなります。

注意点は乾燥機の高温で、ポリウレタンが劣化して履き口がゆるみます。

消臭や防臭の加工も、洗濯を重ねるうちに効き方が落ちていきます。

指袋は1本ずつ整えて干す

脱水後の5本指は指袋がつぶれて重なっています。

そのまま干すと重なった面が乾かず、生乾きのにおいが残ります。

1本ずつ引き出して離してから、履き口を上にしてピンチで留めてください。

においが靴や足の側にも残っている場合は、足の臭い対策の基本で靴と足のケアまで含めて解説しています。

よくある質問

外側も5本指ソックスにしてはいけませんか

できないわけではありませんが、指袋の位置が内側と完全には合わないため、指の間で生地が二重によれます。

指又の縫い代が2枚重なる分だけ厚くなり、窮屈にも感じやすくなります。

外側は指の分かれていない形のほうが素直に重なります。

革靴に重ね履きしてもきつくなりませんか

もともと余裕の少ない革靴では、インナーと外側の合計の厚みが問題になります。

極薄のシルクや薄手の化繊をインナーにして、外側も薄手で揃えるのが前提です。

試すときは、足を入れた状態で指を上下に動かせるかどうかを目安にしてください。

インナーに綿100%を使ってもいいですか

使えます。

吸湿性があり肌当たりも柔らかいため、日常の範囲なら十分です。

乾きが速くないので、汗の量が多い場面や1日履き替えられない日には、シルクや薄手のポリエステルのほうが向きます。

重ね履きすれば足のにおいはなくなりますか

なくなりません。

指の間に生地が入ることで指同士が触れ合わなくなり、汗が布に移る分だけ湿った状態は減ります。

ただし、においの元になる菌の働きを止められるわけではありません。

毎日洗って乾かす、靴を休ませる、といった手当てと組み合わせて考えてください。

寝るときに重ね履きしてもいいですか

就寝時に使うなら、履き口や指又が締まらない薄手を選んでください。

日中用の着圧タイプを寝るときに重ねると、圧が想定より強くかかります。

持病があって血流や感覚に不安がある場合は、自己判断で締め付けを足さず、医療機関に相談してください。

まとめ

インナーに5本指を置き、外側で保温とクッションを作ります。

この役割分担を守れば、重ね履きで起きる失敗はほとんど防げます。

厚みを両方に足すと靴の中の余裕がなくなり、サイズが合わなければ指先に穴があくか指の間で生地が張ります。

手入れの側では、シルクとウールを30℃以下の水と中性洗剤で扱い、綿と化繊は裏返して洗って高温乾燥だけ避ける、と覚えておけば足ります。

ぜひ本記事の履き方の手順と素材別の洗い分けを参考に、自分の靴と足に合う組み合わせを見つけてください。

あなたへのおすすめ