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徹底比較!着圧ソックスと普通のソックスの違い5つのポイント

徹底比較!着圧ソックスと普通のソックスの違い5つのポイント
着圧ソックスを履く女性

長時間のデスクワークや立ちっぱなしの仕事のあと、ふくらはぎがパンパンになって靴下の跡がくっきり残る…そんな経験はありませんか?
普通のソックスでも多少はサポートされますが、近年注目されているのが「着圧ソックス」です。むくみ軽減や脚のだるさ対策として愛用している人も増えていますよね。

ただ、実際にどこが違うのか、そして自分にはどちらが合うのか迷う人も多いはず。今回は「着圧ソックス」と「普通のソックス」を徹底的に比べながら、5つの大きな違いを分かりやすく解説します。

着圧ソックスと普通のソックスの基本的な違い

そもそも、両者は目的からして少し違います。
着圧ソックスはふくらはぎや足首を段階的に締め付け、血流やリンパの流れをサポートするように作られています。看護師さんや客室乗務員のように、立ち仕事や長時間の移動が多い人が愛用することでも有名です。

一方、普通のソックスは「保温」「吸汗」「摩擦からの保護」といった基本的な役割が中心。シンプルに履き心地やデザインを楽しむもの、と言えるでしょう。

違い① 圧力設計とフィット感

着圧ソックスの最大の特徴は、足首からふくらはぎにかけて徐々に圧力が弱まる“段階着圧設計”です。例えば、足首に20mmHg、ふくらはぎに15mmHgといった具合に設計されており、下から上へ血流を押し上げるようにサポートします。

普通のソックスは全体に均一な締め付け。履き心地は楽ですが、サポート力は弱めです。
実際に私も一度、夜行バスで普通の靴下を履いたまま寝て、翌朝ふくらはぎがパンパンになった経験があります。その後に着圧ソックスを試したら、かなり楽で「もっと早く知っていれば…」と感じました。

違い② 効果や体感の差

着圧ソックスを履いた日は、足が軽く感じられたり、むくみが少なくなったりする人が多いです。
とくに「夕方になると靴がきつくなる」という人には変化が分かりやすいでしょう。

ただし、効果の感じ方には個人差があります。圧力が強すぎてかえって疲れてしまう人もいますし、「正直そこまで変わらなかった」という声もあります。

普通のソックスはそうした機能性はありませんが、ストレスなく履ける安心感がありますよね。

違い③ 素材・通気性・肌触り

着圧ソックスはナイロンやポリウレタンといった伸縮性のある素材を多く使用しています。そのため、密着感はありますが、夏場は蒸れやすいと感じることも。

一方、普通のソックスは綿やウールなど天然素材を多用。通気性や保温性に優れており、快適さでは一歩リードする場面もあります。

「冬は暖かいウールの靴下、夏やむくみが気になるときは着圧」と使い分ける人も多いですよ。

違い④ サイズ選びと着用ルール

着圧ソックスはサイズ選びがとても重要です。足首やふくらはぎの周囲を測って、体型に合ったものを選ばないと、きつすぎて苦しくなったり、逆に緩くて効果が出なかったりします。

また「長時間履きっぱなし」はNG。基本は日中の数時間、またはフライトや仕事中などシーンを区切って使うのが安心です。
実際に私も初めてのときに寝る前まで脱ぎ忘れて、翌朝くっきり跡が残ってヒヤッとしたことがあります。

普通のソックスはここまで神経質にならずに済むのが大きな違いですね。

違い⑤ コスパ・耐久性・お手入れ

着圧ソックスは1足あたり1,500〜3,000円程度と、普通のソックスよりやや高め。その分しっかりした機能を備えていますが、伸びてしまうと効果が落ちるので、数か月ごとの買い替えが目安になります。

普通のソックスは価格帯も幅広く、消耗品として気軽に買い替えやすいのがメリット。
「コスパ重視なら普通のソックス、機能重視なら着圧」という違いがはっきり出る部分です。

着圧ソックスを選ぶときのポイント

着圧ソックス初心者なら、まずはライトタイプ(10〜15mmHg程度)から試すのがおすすめです。強すぎると「苦しい」と感じやすいため、慣れてから段階的に切り替えていくと安心です。

また、くるぶし丈・ハイソックス丈・オーバーニー丈など長さの違いもチェックしましょう。日常使いならハイソックス丈、旅行やフライトならしっかりサポートできる長めを選ぶ人が多いですよ。

普通のソックスを選ぶときの工夫

普通のソックスでも快適さは大事。
例えば、汗をかきやすい人は吸水性の高い綿混素材、冬は厚手のウール素材を選ぶだけでも履き心地が変わります。

また、かかとやつま先に補強があるタイプは耐久性が高く、長く使えるのでコスパ面でも優秀です。

安全に使うための注意点

着圧ソックスは便利ですが、誰にでも万能というわけではありません。血流や皮膚のトラブルがある方は医師に相談してから使うのが安心です。
また、履いていてしびれや強い痛みを感じたらすぐに外すことが大切です。

普通のソックスはそうしたリスクがほぼないため、安心感を重視するならこちらに軍配が上がります。

まとめ|どちらを選ぶべき?

むくみや脚の疲れを軽くしたい人、長時間立ちっぱなしの人には着圧ソックス。
普段の快適さやコスパを重視するなら普通のソックス。

結局のところ「シーンによって使い分ける」のが一番賢い選択かもしれません。
私自身、仕事中は着圧ソックス、休日やリラックスしたいときは普通のソックスと使い分けています。

あなたもまずは1足試して、体感の違いを感じてみてはいかがでしょうか。

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