知らないと危険?着圧ソックスのNGな履き方5選と正しい使い方

一日中立ち仕事をしたあと、足がパンパンになって靴がきつく感じることってありますよね。そんなときの救世主として人気なのが「着圧ソックス」。むくみや疲労感を和らげてくれるアイテムとして、多くの人に支持されています。ところが、履き方を間違えると期待していた効果が得られないどころか、逆に体に負担をかけてしまうこともあるんです。
ここでは「やってはいけないNGな履き方5選」と「正しい使い方」を詳しく解説します。知らずに使っていた習慣が意外と危険だった、なんてこともあるかもしれません。読み終えた頃には安心して使えるコツがきっと見えてきますよ。
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着圧ソックスは正しく履かないと危険?
着圧ソックスは足首からふくらはぎにかけて段階的に圧をかけ、血流をサポートする仕組みです。長時間のデスクワークや立ち仕事、旅行などでむくみが気になるときに効果を発揮します。
ただし、正しい知識がなければ逆効果。実際に「脱いだら足にくっきり跡が残って痛かった」「寝ているときに履いたらしびれてしまった」という声もあります。便利なアイテムだからこそ、正しい使い方を知ることが大切なんです。
知らないと危険!着圧ソックスのNGな履き方5選
NG① サイズが合っていない
小さすぎるサイズを無理に履くと圧迫が強すぎて血流を妨げます。逆に大きすぎると緩くて効果が出ません。
ある女性は「ネットで適当にMサイズを買ったら、ふくらはぎがきつすぎて30分で脱いでしまった」と話していました。選ぶ前に足首やふくらはぎの周囲をきちんと測ることが大切です。
NG② 長時間の履きっぱなし
「むくみに効くなら寝るときも履いたほうが良さそう」と思ってしまう人もいますが、通常の着圧ソックスは就寝時の使用には向いていません。日中の数時間を目安にしましょう。
夜行バスで一晩中履いていた友人は、朝になったら足首に赤い跡が残ってしまったそうです。ナイト専用のタイプがあるので、寝るときはそちらを使うと安心です。
NG③ 折り曲げて履く・丸めて履く
ソックスを途中で折り返したり、くしゅっとさせて履くのはNG。圧力が一点に集中して血流が滞りやすくなります。
「会社でスカートに合わせるために少し下げて履いたら、ふくらはぎの真ん中が痛くなった」というケースもあります。必ず膝下までピンと伸ばして履きましょう。
NG④ 圧力が強すぎるものを選ぶ
「強いほうが効きそう」と思って20〜30mmHgの強圧タイプを選ぶと、初心者にはきつすぎることがあります。実際に「最初から強いものを選んで苦しくて挫折した」という人も。
まずはライトタイプ(10〜15mmHg程度)で慣れるのがおすすめです。
NG⑤ 傷や皮膚トラブルがある状態で使用
虫刺されや湿疹、擦り傷があるときに履くと悪化する恐れがあります。摩擦や圧で傷口が刺激されることも。少しでも違和感を覚えたらすぐに外しましょう。
正しい着圧ソックスの使い方
サイズの測り方
足首・ふくらはぎ・太ももの周囲を実際に測ってサイズを選びましょう。靴のサイズだけで決めるのは危険です。メジャーで測っておくと安心ですよ。
履くタイミング
むくみが出る前に履き始めるのがコツ。朝、まだ脚がすっきりしている状態で履くと効果を実感しやすいです。立ち仕事や長時間の移動が始まる前に装着するのがおすすめです。
着用時間の目安
日中の数時間、またはシーンに合わせて数時間だけで十分です。仕事が終わったら脱いで脚を休ませましょう。就寝時はナイト用を使うと安心です。
正しい履き方
かかとを合わせて、少しずつ均等に引き上げるのが基本。しわを作らずに伸ばすことで、圧が均等にかかります。急いで履こうとするとシワになりやすいので、余裕を持って準備しましょう。
シーン別のおすすめ活用法
- 立ち仕事・接客業:勤務中に着用し、帰宅後は脱いで休憩
- デスクワーク:軽めの着圧を数時間だけ使い、こまめにストレッチ
- 旅行やフライト:移動中に使用し、宿泊先で外して脚をリフレッシュ
- スポーツ後:リカバリー目的で数時間だけ使用
実際、夜行バスで着圧ソックスを履いたら「翌朝の足の軽さが全然違った」という声もあれば、デスクワークで長時間履き続けて「かえって重だるくなった」というケースもあります。使い方次第で差が出るんですね。
医療用と市販品の違いも知っておこう
医療用の弾性ストッキングは、医師の指導のもとで使う高圧タイプ。静脈瘤などの治療にも用いられます。
一方、市販の着圧ソックスは日常的に使いやすいよう圧が弱めに設計されています。普段使いなら市販品で十分ですが、脚に疾患がある人は自己判断せず医師に相談した方が安全です。
よくある疑問Q&A
Q1:寝るときに履いても大丈夫?
→ 基本はNG。寝るならナイト専用を選びましょう。
Q2:夏は暑くて蒸れそうだけど?
→ 通気性の高い素材やショート丈を選ぶと快適です。冷感タイプもありますよ。
Q3:どのくらいで買い替える?
→ 伸びたり圧が弱まったら替え時。目安は3〜6か月です。
Q4:タビ型ソックスや5本指ソックスと重ね履きできる?
→ できなくはないですが、圧が強くなりすぎることがあるので注意が必要です。
まとめ|着圧ソックスは正しく使ってこそ効果を発揮
着圧ソックスは、正しく使えばむくみや疲れを軽減してくれる心強い味方です。ただし、サイズ違いや長時間の履きっぱなしなどNGな使い方をしてしまうと、逆に負担になることもあります。
「サイズを測って選ぶ」「就寝時は専用タイプを使う」「折り曲げない」といった基本を守るだけで、安心して使えますよ。
毎日の生活を少しでも快適にするために、自分に合った一足を選んで正しく使ってみてくださいね。きっと明日の足取りが軽く感じられるはずです。

